ツーリングを楽しむライダーの多くがシートバッグを積んでいる。荷物量が増えるとタンクバッグには収まらないし、そもそも最近の車種はタンク形状と材質の関係でタンクバッグの装着が難しいからだ。ツーリング用品ブランドのモトフィズは数多くのシートバッグをラインアップしているが、高強度ポリエステルのバッグ本体にポリカーボネートのトップ(蓋)を組み合わせた人気商品『シェルケース』のシートバッグ版が登場した。
底面の内寸は40cm×26cmで、ほぼB4サイズの長方形。高さ18cmで約25Lの容量があるので、2~3泊のツーリングには最適。バッグ全体がスクエア形状で、トップが大きく開くため荷物の整理、出し入れのしやすさは抜群。トップ内側のメッシュポケットもアクセスしやすくて使い勝手がいい。
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また、トップ上面に設けられた突起により、マットやシュラフといった筒状の荷物を載せた際の落ち着きが良く、ホールディングベルトでガッチリ固定できるというのも実用的だ。
MOTOFIZZ シートシェルケース
[サイズ] 高さ240mm×幅420mm×奥行き270mm
[容量] 25L [カラー] ヘアラインシルバー、ブラック、カーボン柄
[価格]1万9440円
車体への取り付けは独自のKシステムベルトを使う。シートを外してKベルトを回し、固定ベルトを絞ってからシートを取り付ければ準備完了。あとはバッグ側のバックルにKベルト側のバックルを差し込んでテンションを調整するだけ。バッグを装着していないときは付属の接続バックルにKベルトのバックルを接続すればベルトが邪魔になることもない。シート形状によりKベルトが使えない場合は通常の固定ベルトでフレームやフック、タンデムステップ部などに固定すればOK。
縦方向にも横方向にも装着できるので、取り付け車種を選ばないことも特徴。僕はKLX250とニンジャ1000で使っています。
テスター太田安治の欲張りリクエスト
樹脂製トップケースとナイロン製シートバッグの中間のような作り。だとすればバッグ部分もポリカーボネートで一体成形して、防水性が高くて汚れを落としやすい上級バージョンがあってもいいと思います。
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