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ホンダ新型「和製スーパーカー」世界初公開へ!? “斬新カクカク”ボディの「新型車」は何を示す? 2024年1月に米で公開されるモデルとは

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ホンダ新型「和製スーパーカー」世界初公開へ!? “斬新カクカク”ボディの「新型車」は何を示す? 2024年1月に米で公開されるモデルとは

■ホンダの斬新「“カクカク”スーパーカー」? 謎マシンの正体は…

 2023年12月6日、ホンダは、2024年1月にアメリカにて開催される「CES2024」への出展内容を発表しました。

【画像】超カッコイイ! ”和製スーパーカー”なホンダ新型「グローバルモデル」を画像で見る(30枚以上)

 その目玉となるのが「新たなグローバルEVシリーズ」です。プレスリリースには、低く、そして驚くほどスクエアで、カクカクした斬新なクルマのノーズのようなものが写っています。

 この“斬新カクカク”ボディのクルマとは、どのようなものなのかを考察してみましょう。

 まず、これまでのホンダの発言を振り返ってみましょう。

 現在のホンダの社長である三部敏宏氏は、2022年4月の就任会見にて「EV・FCVの販売比率を2040年にグローバルで100%に」という目標を発表しました。

 約20年も先の話ですが、ホンダがエンジン車をやめてしまうかもしれないという驚きの発言に、現在のホンダの電動化に向ける思いの強さを感じさせる会見となりました。

 この時、北米向けEVに関する2つの予告がありました。ひとつが「GMのEV向けバッテリー『アルティウム』を採用した両社共同開発の大型EVを2車種、それぞれホンダとアキュラブランドの2024年モデルとして、北米市場に投入予定です」というもの。

 これは、「JMS2023」にも登場したGMと共同開発したSUVのEVである「プロローグ」のことであり、Acuraブランドでは「ZDX」の名称で発売されます。

 二つ目の予告が「ホンダが開発を主導する全く新しいEVプラットフォーム『e:アーキテクチャー』採用モデルを、2020年代後半から順次、北米市場に投入し、その後、各地域にも展開していきます」というもの。

 この新しいEVプラットフォームを搭載するのが、来年の「CES2024」に発表される「新たなグローバルEVシリーズ」に該当するのではないでしょうか。

 ちなみに、2022年の社長就任会見の締めくくりに三部社長は「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2つのスポーツカーについても言及しました。

スペシャリティとは、やはり「JMS2023」に発表された「プレリュード・コンセプト」。そしてフラッグシップは、次期「NSX」であることは疑いようもありません。

 そんな就任記者会見と同じ2022年4月に、ホンダは中国にて「e:NS1」「e:NP1」という兄弟EVを発表します。

 ホンダは、三部社長就任の前となる2021年に「中国電動化戦略発表会」を行っており、中国においてEVブランド「e:N」シリーズを導入して、5年間で10車種のEVを投入することを予告していました。その第一弾が、三部新社長の就任と同時に発表となったのです。

 そして、ホンダは2023年4月に「e:N」シリーズの続きとなる「e:NS2」「e:NP2」、そして「e:N SUV序」を発表します。

 e:NS2、e:NP2はSUV的な上屋を持つセダンで、e:N SUV序は名前の通りのSUV。宣言したとおりに、着々と中国におけるEVラインナップを増強しています。

 また、2023年5月には、欧州向けに「e:Ny1(イーエヌワイワン)」を発表。秋からの発売開始とアナウンスされています。

e:Nシリーズの欧州改良版のようで、e:NS1やe:NP1をベースにしていることが見て取れます。e:Nシリーズが中国だけでなく、世界展開したというのが驚きのポイントです。

 こうした動きと並行して、ホンダは2023年4月に「2023ビジネスアップデート説明」を行います。電動化に向けたホンダの取り組みの説明です。

 それによると「2040年のEV・FCV半場比率100%」は維持したままという、2022年4月の社長就任時の会見で示した方向性が堅持されていました。

北米向けのEVは、「2025年にHonda独自のEV専用プラットフォームをベースとした、新たなE&Eアーキテクチャーを採用した中大型EVを発売」というもので、「2025年投入」「中大型EV」という、詳細がプラスされています。

 つまり、年明けの「2024CES」に発表される「新たなEVシリーズ」は、2025年発売の中大型EVの前奏になるものと考えられます。

 ホンダにとってアメリカ市場は、非常に重要かつ、大きな存在。また、投入されるEVは中大型と説明していますし、公開された斬新“カクカク”ボディのノーズは中国向けのEV、e:Nシリーズには存在しません。

 それらを鑑みてみれば、ホンダはアメリカ向けに新しい名称を立てて、複数のEVコンセプトをお披露目するのではないでしょうか。

 アメリカは、SUVとセダンの人気が非常に高い国ですから、SUVとセダンの2種類のコンセプトが登場することを期待したいと思います。

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みんなのコメント

24件
  • u00********
    こんなん嫌や
  • しあき
    3Dポリゴンかよ…
    センス無さ過ぎでしょ。
    未来の車とか言う表向きな表現をしておいて外装は加工の無いただの鉄板。
    かなりコストは抑えられるんでしょうね…
    もう中国人と同じデザインのパクリ。 情けないとしか言いようがない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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