いよいよフルモデルチェンジの時を迎える「レクサス LX」。メーカーの発表によると、新型は10月14日にアラブ首長国連邦ならびにサウジアラビアで発表され、オンラインで世界に向け発信される。
ベース車であるランドクルーザーの全面改良を受け、それを追うようにモデルチェンジする運びとなったLX。そもそもLXとはどのような使い方をされ、リセールバリューはどうなのか。そのヒントを探るため、中古車情報サイトから中古車の相場や走行距離をチェックしてみた。
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調べてみて驚いたのは、そもそもLXは中古車のタマ数が少ないこと。日本ではLXはプレミアムSUVとして購入されているケースが多く、そうなると顧客はドイツ系SUVに流れるなど、日本ではそもそも需要がそれほど多くないのだろう。
そしてもうひとつ面白い傾向が見られた。それは過走行車が少ないこと。そして値落ちが少ないことだ。たとえば2017年の走行3.7万キロの個体が880万円、同2.9万キロの個体が860万円など。4年落ちで220-240万円しか下がっていない。さらに国内デビュー年である2015年モデルを見ても4.2万キロの個体が838万円、1.1万キロの個体が928万円など、かなり高値で販売されている。なお著しいカスタマイズが施された車両(結構多い)は除外してチェックした。
年間1万キロ以下の走行距離の個体が多く、そして値落ちが少ない。なぜなのか。LX570は乗るとわかるが、ものすごく快適なクルマ。その快適性はランクルを明らかに上回る。にも関わらず、走行距離が増えていないということは、リセールバリューを意識して走行距離をセーブした使い方をされているということだろう。
参考までにライバルのGLSの走行距離と販売価格を見ると、GLS 350では5.4万キロから10万キロで中古車相場は300万円後半から460万円。V8モデルのGLS 550は2.4万キロから6.5万キロで420万円から580万円が相場。全般的に走行距離が年式相応に伸びている傾向と、販売価格がLXより安価であることがわかった。
上記のようにLXは、タマ数が少なく、リセールが抜群に高い傾向があり、ユーザーもそのことを意識して距離があまり伸びないように保有している人が多い模様。さらに豪華・高額に進化するであろう新型LX600も同様の使い方をされるのか。今後の動向に注目していきたい。
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みんなのコメント
新車が500万だからリセール率200%だぞ。