スズキ ハスラーに続け! 軽SUV市場に旋風、ダイハツの新型「タフト」は6月10日に発売!
軽自動車のSUV(スポーツ多目的車)では、2014年発売のスズキ ハスラーが一躍大ヒット。2020年1月にはモデルチェンジを経て新型に移行したばかりだ。
カジュアルSUV界の王座を獲る実力あり!? 来春登場ヤリスクロスオーバーの潜在能力
そんな軽SUVの王者に対抗するべく、ダイハツが送り出すのが新型タフト。4月1日には先行予約の開始を発表、さらに「6月発売予定」とアナウンスされたが、遠藤徹氏の取材により、その発売日が明らかになった。
以下、注目のグレード構成や先行予約事情と合わせて最新情報をお届けする。
文:遠藤徹
写真:DAIHATSU
【画像ギャラリー】追加公開! 全9色のボディカラー+新型タフトのタフな内外装写真
新型タフトは6月10日発売、5月20日にも予約受付開始へ
いよいよ6月10日に発売されるダイハツの新規車種「タフト」
ダイハツは新型軽SUV「タフト」を6月10日に発売する。5月20日には価格を決めて事前の予約受付を開始する見通しである。
(編注:ダイハツは4月1日に先行予約の開始を発表しているが、遠藤氏によると一部販売店では本稿執筆時点で先行予約の受付はしておらず、価格決定後に予約を受け付ける見込み)
すでに4月中旬に簡単なパンフレットを作成し、ダイハツ店で配布し、先行キャンペーンをスタートさせている。
タフトのアピールポイントは「新発想、バックパックスタイル」を掲げている。背負う人をイメージし、アクティブに活動できる軽快さと荷物をたくさん運べる機能を両立させているという狙いを込めて仕立てている。
「スカイフィールドトップ」のイメージ画像。スクエアな形状のグラスエリアと相まって開放感は絶大だ
独自の解放感を生み出すためにガラスルーフの「スカイフィールドトップ」を装備。紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能や開閉できるシェードも装備。
ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1630mm。
ライバルのスズキ ハスラーに比べると軽自動車枠で全長、全幅は同じだが、全高が50mm低く、スタイリッシュさと走行安定性の良さを強調している。
最低地上高は190mmでハスラーよりも10mm高く、ラフロードでの走破性の良さをアピール。タイヤサイズは165/65R15 81Sを採用。
気になるグレードはターボ車を含む全3種をラインナップ
スクエアで武骨さとカジュアルさが同居したタフトのフォルム。室内シートアレンジの多彩ぶりも見どころのひとつという
パワーユニットはNAの660ccエンジンと同ターボを搭載。駆動方式は2WD/4WD、トランスミッションはCVTとの組み合わせ。
グレードはベーシックの「X」、中間の売れ筋が「G」、走り重視の最上級が「Gターボ」で、それぞれ2WD、4WDを設定。
「X」と「G」、「Gターボ」の主な装備差は、サンルーフの有無、アルミホイール、スチールホイール、シートヒーターの有無など。
ボディカラーは「レイクブルーメタリック」、「フォレストカーキメタリック」、「サンドベージュメタリック」、「レモンスカッシュクリスタルメタリック」、「スプラッシュブルーメタリック」、「ブラックマイカ」、「シャイニングホワイトパール」(オプション)、「コンバーノレッド」(オプション)、「ブライトシルバーメタリック」の9色。
最近多く見られる2トーンの設定は今回ない。
大型のインパネトレイなどが特長のインテリアは、カジュアルなSUVテイストでまとめられている
装備面は前席の収納としてカップホルダー、大型インパネトレイ、2層グローブボックスなどを用意。
また、電動パーキングブレーキは指先で簡単に操作でき、全グレードに標準装備。アクセルを踏むと自動的に解除され、シフトを「P」レンジにすると、自動的にパーキングブレーキが作動する。
リアシートも最新の軽自動車とあってレッグスペースは充分。実際の座り心地も気になるところ
後席・荷室は、リアシートを倒すことで大きなラゲッジをさらに広げることが可能。4名乗車、3名乗車&長尺、2名乗車大きな荷物積載などシーンに合わせて臨機応変な使い方ができる。フルフラットモード、下段モード、立てかけモードの各アレンジに対応。
フルフラットモードは、リアシートバックを前に倒せば、フラットで広いスペースを確保できる。シートバックは汚れにくく、ふき取り易い加工をしている。
リアシートを倒した「完全フラットモード」。防汚加工されアウトドア用途にも向く
下段モードは、フレキシブルボードを下げれば背の高いものを安定して載せることができる。このフレキシブルボードは取り付けられた2カ所のフックにショッピングバックなどをかけられる。
立てかけモードは、高さのある荷物を載せることができ、立てかけたフレキシブルボードに付いたフックも利用できる。安全対策はタントと同レベルの「スマートアシスト」が標準装備となる。
スズキも市場活性化でハスラーとの相乗効果を期待
久々の新規車種であり人気のSUVジャンルのニューモデルでもあるタフト。それだけに期待は大きい
先行予約キャンペーンは、6月21日までに成約したユーザーに4コースから漏れなくひとつプレゼントする。
Aコースが「タフトオリジナルカタログギフトカード」、Bコースは「ブレトーススピーカー」、Cコースが「電気カフェケトル」、Dコースは「ハンディコーヒーメーカー」となっている。
車両本体価格は、直接のライバルとなるスズキ・ハスラーの136万5100~174万6800円に近い範囲で設定される見込みである。月販5000台規模が当面の目標になると思われる。
【証言1:首都圏ダイハツ店営業担当者】
新型タフトは、スズキのハスラーに対抗させたモデルであり、キャスト アクティバ&スポーツの後継モデルモデルとして位置づけられる。
キャストよりも明確なSUV志向のモデルであり、ハスラーより高い最低地上高だから、走破性の良さをアピールできる。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が貯まっても納車がスムーズにできないという不安もあるが、長い目で見ながら販売促進を目指したい。
先駆者ハスラー。競合車の登場は「むしろ歓迎」で、販売現場もジャンル全体の活況に期待している
【証言2:首都圏スズキ店営業担当者】
ダイハツがハスラーに直接対抗する「新型タフト」を発売するようだが、こちらとしても歓迎したい。
販売でハスラーが追い込まれるというより、相乗効果でユーザーの関心が高まり、かえって売れ行きが良くなることが期待できるからだ。
ハスラーは2代目に入り、初代モデルという多数の代替え母体があり、引き続き好調な販売を続けている。
新型コロナウイルス感染の影響もあり、生産工場の稼働がスムーズに行かなかったりして、納期はさらに延び3か月以上となっている。
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