ラゲッジルームを上下2段で使えるモデルも存在!
ミニバンは限られた全長、室内長の中で3列シートとラゲッジルームを成立させるため、室内は広々でもラゲッジルームの奥行きは最小限。多人数乗車でお泊まりドライブに出掛ける際、全員の荷物が積めなかったりする……。そんな心配、不満を解消できる(たぶん)ミニバンってあるのだろうか?
3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由
あります。決め手はそもそものラゲッジルームの奥行き(各車、ラゲッジルームの幅に大きな違いはない)。そして3列目席がスライドするか、である。たとえ3列目席最後端位置でラゲッジルームの奥行きが最小限でも、2列目、3列目席をそれぞれ前にスライドさせることでラゲッジルームの奥行きをかせぐことができるからだ。
で、そもそもラゲッジルームの奥行きに余裕があるミニバンを紹介しよう。
1)メルセデス・ベンツVクラス ロング
ラゲッジルームの奥行きはロング仕様の場合510mm(標準ホイールベース車は340mm)。フロア幅1215mm、高さ1300mmと、かなりの荷物が積める。ラゲッジセパレーターによって、ラゲッジルームを上下2段で使える点も便利。
2)ホンダ・オデッセイ
オデッセイの3列目席はスライド機構なしの床下収納式。左右ハネ上げ格納式より格納時にラゲッジ空間をより幅広く使えるメリットがあり、そうすることで大空間ワゴンに変身する。
しかもラゲッジルームの奥行きは550mmとかなりの容量。幅1220mm、高さ1220mmと、5~6名乗車でもけっこうな荷物を積載可能。フロアが低く、重い荷物の出し入れも楽々である。ただし、3列目席床下収納タイプは床下収納と両立しないのが、難点と言えば難点(ステップワゴンも同様)。
3)ホンダ・ステップワゴン
現行ステップワゴンは、テールゲート部分に第5のドア=わくわくゲートのサブドアを備え、真後ろからでも人やペットが乗降可能。ラゲッジスペースは3列目席仕様時でも奥行き500mm、幅1220mm、高さは背の高いボックス型ミニバンゆえ1290mmもあり、縦長の荷物の積載にも威力を発揮する。フロアの低さも大きな特徴で、後からの荷物の積載、人やペットの乗降も楽々だ。
スライド機構を使うことで荷室が広く使えるクルマも
ここからは、3列目席のスライド機構によって、3列目席を前に出すことで広々としたラゲッジスペースを稼ぎだせるミニバンである。
4)トヨタ・アルファード&ヴェルファイア
アルヴェルのラゲッジスペースは、スライドする3列目席が最後端位置だとフロア長で190mmしかない。キャリーバッグなど大きな荷物を複数個積むにはさすがに狭い。しかーし、その奥行きは3列目席のスライド位置によって最大560mmまで拡大。ラゲッジルームの幅は1330mmもあり、高さも1200mmあるので、かなりの荷物が積める。
5)日産セレナ
e-POWERで人気のセレナも3列目席がスライドする。3列目席が最後端位置でのラゲッジルームの奥行きは360mmと最小限ながら、3列目席を小柄な人が無理なく座れる位置まで前方スライドさせれば奥行きは最大480mmまで拡大。幅1170mm、高さ1220mmと、まずまずの広さになる。
ちなみに、最大4~5名で宿泊を伴うドライブに出掛ける場合は、3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大すればなんの問題もないはずだが、定員乗車で宿泊を伴うドライブに出掛けるなら、それぞれの人がある程荷物をコンパクトにまとめる配慮が必要になる。合わせて、奥行きがなく、高さ方向に余裕があるわけなので、積み重ねられるような荷物にすればいいわけだ。参考までに、飛行機の機内に持ち込み可能なスーツケースのサイズは最大高さ55cm ×幅40cm ×奥行き25 cm(2辺の合計が115cm。飛行機によって異なる)。
もっとも、3列目席使用時のラゲッジルームの奥行きが25cmあれば、そのスーツケースが積めるわけではない。フロアの奥行きが25cmでも、3列目席のシートバックが倒れていることで角度がつくため、奥行き方向がグッと狭まり、縦方向にはまず積めないのだ。その点、誤解なきように。
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