サイドミラーには保安基準があるがルームミラーにはない
安全運転に必要なのは運転そのもののテクニックだけじゃない。ミスを減らす、落ち着いた精神状態も重要だ。なにより、混合交通である公道においては周囲の状況を的確に得る情報力が大切といえる。
そのためにミリ波レーダーや超音波ソナーといったセンサー類がクルマのあちこちにセットされる時代になっているが、やはり基本はバックミラーとなる。前方は直接目視できるが、後方は振り向かないと確認できない。そこで主にドアミラーとルームミラーという3つの鏡で後方を見つつ、前を見て走るというのが基本となっている。
それほど重要な後方を見るためのミラー(日本語では後写鏡という)は、後ろを映し出す能力について保安基準で定められているが、じつはルームミラーについてはそうした規定はない。実際、パネルバンなど中身が見えないようになっている商用車ではルームミラーは無用の長物となっている。
また、乗用車でもステーションワゴンやミニバンで荷物を満載にするとルームミラーでは後方を確認できない状態になってしまうこともある。ミラーの重要性を知っているとNGな状態ではあるが、だからといって法律違反というわけではないのだ。
だからといって、ルームミラーによって後方を確認する必要がないわけではない。フル乗車や荷物を満載にしたことで後方視界を遮ってしまうのをカバーすべく、カメラの映像をルームミラー部分に映し出す「スマートミラー」などと呼ばれるアイテムがある。
商用車を始め、国産乗用車では日産セレナやスバル・レヴォーグなどに採用されるなど、徐々に拡大していることからもわかるように、自動車メーカーもルームミラーによる情報が重要なことは理解している。適切にルームミラーを活用することで安全運転に努めたい。
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