ロールス・ロイスの正しい買い方
ロールス・ロイスのビスポーク(オーダーメイドで自分だけの仕様にする)率は極めて高い。英国グッドウッドの本社にはビスポーク専門のスタッフが常駐しており、仕様を打ち合わせる部屋には、顧客のインスピレーションを刺激するための様々なヒント──色や素材のサンプル、絵画や工芸品、写真、隕石まで──が用意される。
「前澤ファントム」だけじゃない。ロールス・ロイスのワンオフは純金のDNAやアフリカンアート仕様も! 【画像ギャラリー】
レザーの種類やボディカラーはもちろんのこと、ダッシュボードに貼り付けるパネルやシートの刺繍、コーチラインの意匠に至るまで、顧客はグッドウッド本社の専門スタッフと、とことん納得がいくまで膝を詰めて世界に1台だけのロールス・ロイスを完成させていく。それはまるで、自分だけの芸術品を注文するような行為。ロールス・ロイスを買うということは、単に車両を手に入れるだけでなく、ビスポークをするというこの行為もまた、価値に含まれるのだ。
そんな世界の富豪たちによる多彩なビスポークの一例を、製作時の様子とともにご紹介しよう。
Rolls-Royce Phantom Oribe
ロールス・ロイス ファントム オリベ
エルメスとロールスがコラボ! 前澤友作氏によるファントム オリベ
衣料品通販サイト運営会社ZOZOの創業者、前澤友作氏が注文したのは、日本古来の焼き物「織部焼」をモチーフにしたファントム。織部焼独特の色合いを再現したグリーンのボディカラーも、この1台のために特別調色されたもの。内装のしつらえにはパリの名門メゾン、エルメスが協力。世界最高峰といわれるレザーをふんだんに使用するとともに、エルメスを代表するキャンバス地「トワル・アッシュ(Toile-H)」を天井一面に採用している。
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