ENEOS(エネオス)は11月5日(日本時間11月6日未明)、米国で開幕するSEMAショー2024において、1995年式トヨタ『スープラ』のカスタマイズモデルを出展する。ENEOSは今回のショーで様々なカスタムカーを初公開する予定で、このスープラもその一台。
このスープラは、サンディエゴ在住のレオ・バリット氏が所有する1台。2024年ENEOS x Pit+Paddockショーカーコンテストで準優勝し、SEMAショーに招待された。バリット氏は12年間この車を所有し、驚異的な仕様に仕上げてきた。
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このスープラの最大の特徴は、フルリビルドされた2JZ-GTE VVTiエンジンだ。排気量を3.3リットルにストロークアップし、ブライアン・クラウワー製ビレットクランク、272カム、ギア、フェレア製バルブトレインを採用。さらに、カスタムハイパーチューンカムカバー、インテークマニホールド、フューエルレールを装備している。
カスタムツインターボセットアップには、ボルグワーナーEFR 7163ターボ、ターボスマート製インターナルウェストゲートとブローオフバルブ、カスタムマニホールド、手溶接のチタンパイピングが使用されている。この状態で、エンジンは1100hp以上を発揮するという。
外観は、ユニークなVARIS製ワイドボディキットを採用。Ridoxフェンダーと、SolidおよびJoker製エアロパーツを組み合わせている。さらに、VARIS製カーボンファイバーフード、カナード、GTウイングで補完されている。
足回りは、アドバンRZ-DF2ホイールにトーヨープロクセスR888Rタイヤを装着。ブレーキは、ブレンボGT-S 6ポットモノブロックフロントキャリパーと4ポットリアキャリパーをハードアノダイズドブラック仕上げで採用し、最適な制動力を確保している。サスペンションはKW V3コイルオーバーを採用し、スタンスパーツ製エアカップでドライブウェイでのクリアランスを確保している。
内装は、当時のレカロトムキャットシートを黄色のケブラー生地で仕上げ、リアシートも同様の仕様としている。ステアリングホイールとアルカンターラ製ヘッドライナーにも、手縫いの黄色いアクセントが施されている。
サウンドシステムは、アルパインILX-507ヘッドユニットとフォーカルフラックスEVOスピーカー、さらに10インチのJLサブウーファーをカスタムエンクロージャーに収め、フォーカル製アンプで駆動している。
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