8月10日、アウディは、次世代コンセプト・カーの「スカイスフィア・コンセプト」を発表した。
1台2役
新型スカイスフィア・コンセプトは、EV(電気自動車)の2ドア・コンバーチブルだ。
8月13日から、アメリカ・カリフォルニア州のモントレーでスタートする「モントレー・カー・ウィーク」で披露される。
注目は可変ホイールベースだ。ワンタッチでホイールベースが250mmの範囲で伸縮する。「スポーツ」モードを選ぶと、ホイールベースが短くなって、ボディの全長も4.94mになる。さらに、ショート・ボディのときは後輪操舵システムも機能して、スポーティなドライビングを堪能できるという。
「グランドツーリング」モードを選ぶとボディが全長5.19mに延び、ロング・ホイールベースになる。それだけではない。ステアリング・ホイールやペダル類を格納して“完全自動運転”に切り替わり、乗員のピックアップや駐車、そして充電も自動でおこなうという。
1台でスポーティなコンバーチブルと豪華なGTの二役を演じるわけだ。
米西海岸のマリブにあるアウディ・デザイン・スタジオによるスタイリングは、1935年登場のホルヒ「853ロードスター」をモチーフにしたという。ラジエターグリルがあるべき場所にはLED照明付きのパネルが鎮座する。長大なフロントノーズには、駆動用ユニットやゴルフバッグが2個積めるラゲッジルームなどが収まっている。
インパネ上部には巨大なタッチモニター(幅1415mm×高さ180mm)が置かれ、グランドツーリング・モードでは移動中のビデオ会議や映画鑑賞にも使うことができる。
エアコンの操作パネルは、ドアライニングに設置され、コンサートホールで聴くような臨場感を楽しめるオーディオ・システムが搭載されている。インテリア・トリムには環境に優しいユーカリ材や人工皮革を使う。
モーターは最高出力が465kWで、最大トルクは750Nm。0~100km/hをわずか4.0秒でカバーする。バッテリー容量は80kWh超。満充電時の航続可能距離は500km(WLTPモード)をうたう。
「A8」なども搭載する「アダプティブエアサスペンション」システムを搭載し、ナビゲーションシステムと連携して路面の凹凸などを事前に検知し、減衰力を最適化して常時、乗り心地をしなやかにするという。ホイールは23インチと大径だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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