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【人気モデル研究】モーター駆動で先進の走りを追求。日産ノート・オーラのプレミアムな世界観

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【人気モデル研究】モーター駆動で先進の走りを追求。日産ノート・オーラのプレミアムな世界観

上級車から乗り換えても満足できる快適性と深い味わい

日産ノート・オーラGレザーエディション(FF) 価格:278万3000円
総合評価/68点
CDテストモード燃費/24.3km/リッター

販売絶好調! 2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた日産ノート・オーラのリアル実用度をユーザー視点で検証

 ノート・オーラは、「上質」をキーワードに掲げる上級バージョン。ボディサイズは全長×全幅×全高4045×1735×1525mm。3ナンバーボディが与えられた結果、スタイリッシュさに磨きがかかった。

 インテリアも「心地よく」仕上げられている。スラブウレタンを採用したシートの包み込むような着座感は心地いい。ヘッドレスト内蔵スピーカーを備えたBOSEプレミアムサウンドを楽しめるのもオーラならではだ。

 走りもいい。ワイドトレッド化をはじめ、モーター出力を標準比で20ps/20Nm引き上げ、静粛性を高めるなど、プレミアムモデルにふさわしい演出を施した。
 即座に感じるのはe-POWERの力強さだ。モータースペックは136ps/300Nm。レスポンスよく静かでなめらかでパワフル。持ち前の「ひと踏み惚れ」をより直感できるようになっている。たくましさはエコモードでも十分。加速を楽しみたいときにはスポーツモードを選ぶとベター。一段と瞬発力が増す。

 静粛性は高水準。オーラはフロントドアにラミネートガラスを採用。遮音対策も徹底され、車内に侵入する音が抑えられている。
 上質を求めるユーザーには、e-POWER・4WDがある。リアモーターが大幅にパワーアップされたことで、走りが大きく洗練された。乗り心地も良好。FFモデルが多少のバタつきと路面からの突き上げを感じるのに対し、4WDは一段とスムーズである。

 安全・運転支援機能は、プロパイロットが設定されているのが強み。2台前を走る車両の状況までミリ波レーダーで確認して制御するほか、このクラスでは唯一、ナビ協調制御を行っている。

Brief Comment

 e-POWERならではの新鮮な「電気の走り」と、クラスを超えた「プレミアムな世界観」の持ち主。付加価値を感じる、異例づくめのコンパクトカーといえる。車速が高くなるほど動力性能や燃費などでe-POWERの旨味が薄れるのは残念だが、タウンスピードでのレスポンシブな走りにはまさしく「ひと踏み惚れ」する。4WD車ならば、走りに関する多くの項目で一段と高い評価になった可能性がある。

日産ノート・オーラ主要諸元

グレード=Gレザーエディション(FF)
価格=278万3000円
全長×全幅×全高=4045×1735×1525mm
ホイールベース=2580mm
車重=1260kg
エンジン:1.2リッター直3DOHC12V
エンジン最高出力/トルク=60kW(82ps)/103Nm(10.5kgm)
モーター最高出力/トルク=100kW(136ps)/300Nm(30.6kgm)
WLTCモード燃費=27.2km/リッター
駆動方式=FF

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