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小変更で大胆イメチェン ルノー・キャプチャー E-テック(1) 1.8Lハイブリッドはどんなハード?

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小変更で大胆イメチェン ルノー・キャプチャー E-テック(1) 1.8Lハイブリッドはどんなハード?

大幅に一新した容姿 ジグザグのデイライト

ドラマチックな容姿と秀でたコストパフォーマンスで訴求する、ルノー・キャプチャー。英国では、2万ポンド(約396万円)を切るお値段から売られている。2013年の初代発売以来、200万台以上が世界中で提供されてきた。

【画像】小変更で大胆イメチェン ルノー・キャプチャー サイズの近いクロスオーバーはコレ 全112枚

2代目のフロントマスクは、2024年のフェイスリフトで大幅にリフレッシュ。新しいルノーのロゴが中心に据えられ、ジグザグに光るデイライトがフロントバンパーの両端を飾る。ルノー・ラファールなど、他モデルとの共通性を強めた処理といえる。

全長は4239mmで、全幅1797mm、全高1575mmと、大きさはフォルクスワーゲンTロックと近似。シャープな面処理が貢献し、背は高めでも全体的なまとまりは良い。

プラットフォームはルーテシアと共有

プラットフォームは、クリオ(ルーテシア)や日本非売の日産ジュークと同じく、CMF-Bを採用。サスペンションは、フロントが変形版のマクファーソンストラットで、リアがトーションビームとなる。

エンジンは英国仕様では2種類あり、91psの1.0L 3気筒ガソリンターボがエントリーユニット。1.8Lガソリンターボに駆動用モーターとスターター・ジェネレーター(ISG)を組み合わせた、160psのハイブリッド「E-テック」も用意される。

トリムグレードは、英国ではエボリューション、テクノ、エスプリ・アルピーヌの3段階。トップグレードの後者は、19インチのアルミホイールにブラック・ルーフのツートーン塗装を得る。境界部分を明確にする、クロームトリムも指摘できる。

リフレッシュで内装は高級感を向上

インテリアは、ルーテシアとの共通性へ気づけるが、デザインはこのクラスでは特に魅力的。リフレッシュしただけでなく、高級感を高めたとルノーは主張する。

その中心的存在は、グーグル・ベースのシステムが稼働する10.4インチのタッチモニター。インターネット接続へ対応し、スマートフォンとのミラーリングも円滑に処理する。ナビやメディア、車載機能などのメニューが固定表示され、操作性も良い。

モニター自体の明るさも増し、反応はダイレクト。グーグルマップも滑らかにスクロールし、ボリューム調整も簡単だ。エアコンの基本的な操作は、鍵盤状に並ぶハードスイッチでできる。他方、バックカメラの画質はイマイチだが。

内装の素材は、感心するほど上質というわけではない。探さなくても、硬いプラスティックが見つかるはず。筆者が気になったのが、シフトセレクターの製造品質。ガタガタと必要以上の遊びがあり、頻繁に動かす部分として惜しい仕上がりだと思う。

やや狭めの車内 使い勝手は良好

車内の広さは、クラスの平均程度。シートは調整域が大きく運転姿勢は自然だが、座面が高め。身長180cmの筆者には、天井が近く感じられた。フロントガラスの上端が掛かり、信号もやや見にくい。試乗車のサンルーフは、頭上空間を更に制限していた。

後席は160mmスライド可能だが、1番後方へ寄せても、足元の空間は限定的。上下方向は920mmと平均的で、ハッチバックのクリオより約40mm広いが、フォルクスワーゲン・ポロの方が更に広い。座面が高いぶん、乗り降りはしやすいけれど。

小物入れが各所に用意され、車内の使い勝手は良好。ダッシュボードには多層構造のトレイが設けられ、ワイヤレス充電パッドも備わる。

荷室容量は、後席を一番後ろへ寄せた状態で484L。前へスライドすれば616Lへ広がり、背もたれを倒すと1275Lまで拡大できる。ただし、ハイブリッドの場合は駆動用バッテリーが載る都合で、150L以上狭くなる。

走りの印象とスペックは、ルノー・キャプチャー E-テック(2)にて。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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