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やっぱり主流はEVだと実感! 輸入車一気乗り試乗会でみた時代の変化

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やっぱり主流はEVだと実感! 輸入車一気乗り試乗会でみた時代の変化

 この記事をまとめると

■JAIA主催のメディア向け試乗会が2023年1月31日~2月2日に開催された

EVのバッテリーを交換式にすれば充電待ち時間なくなるじゃん! が「画期的アイディア」とならないワケ

■大磯ロングビーチを起点に最新の輸入車に試乗と撮影などを行っている

■近年の電気自動車に関する展示ブースも設けられていた

 業界関係者が最新輸入車に触れる3日間

 1月31日~2月2日の3日間。神奈川県にある大磯プリンスホテルのロングビーチで日本自動車輸入組合(JAIA)主催のメディア向け試乗会が行われました。16メーカー、62台が一堂に会した大規模試乗会の様子をリポートしていきます。

 JAIA試乗会とは?

 日本自動車輸入組合(JAIA)は海外の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶインポーターによって構成されている組織。国内における輸入車試乗の健全な発展のために、各種統計の作成や共同展示事業、技術情報の提供などの事業を行っています。

 そんなJAIAが年に1度、2月初頭前後の3日間で行っているのが今回の試乗会です。メディア関係者や自動車ジャーナリストを対象に行っているこの試乗会は、輸入車の魅力を体験してもらい、その魅力を幅広く紹介してもらうための機会として設けられています。

 第一回は1982年に箱根観光ホテルで行われ、この時は日数も1日で出展台数は30台という現在の規模から見てみると小さなイベントでした。1984年の第3回目から2日間となり、1986年の第6回目からは現在と同じ大磯プリンスホテルで、そして1989年の第9回目からは3日間の開催となりました。

 輸入車に一気乗りできる貴重な機会

 試乗会当日は5枠の試乗枠が用意されていて、1枠あたりの時間は1時間20分。その間に試乗や撮影などを行います。コンパクトカーからラグジュアリーモデル、スーパースポーツまで話題の輸入車が一堂に会する機会というだけあって、その雰囲気はとても華やか。普段試乗会などで試乗の機会に恵まれるメディア陣にとっても、これまで乗る機会や撮影する機会に恵まれなかった輸入車に触れることができる貴重な機会となっています。

 また、同じ条件で複数の輸入車を一気に試乗することが出来るのもこの試乗会の貴重なポイント。自動車メディアやジャーナリストにとって非常にありがたい機会となっているのです。

 大磯プリンスホテル発着場としているため、試乗コースの中心は西湘バイパスとなります。海辺をバックに走る数々の輸入車たちは絵になります。

 電動化の傾向が表れる

 今回の試乗会では多くのメーカーが何かしらのバッテリー電気自動車(BEV)を持ち込んでいたほか、昨年は参加していなかった日本でBEVを発売したばかりの中国の自動車メーカーBYDが参加するなど、輸入車に電動化の波が感じられる雰囲気となっていました。

 電動化の波は参加車両のラインアップだけではなく、会場の様子にも表れていて、試乗会と同時に充電関連事業者のブースも設けられていて、電気自動車用の各種充電設備が展示されていました。

 その様子は実際の登録台数にも表れているようで、当日配布されていた資料によると2019年から2021年にかけて、毎年前年比200%を超える割合でBEVの登録台数は増えています。

 国やメーカーの個性が色濃く出てくるのが輸入車の大きな魅力と言えます。その魅力を体現するかのように、ボディタイプからパワートレインまでさまざまな種類の車種が集まった試乗会となっていました。2023年は輸入車にとってどんな年になっていくのか。注目していきたいところです。

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みんなのコメント

31件
  • 全方位本気のトヨタは、EVでも供給に頼ってるレベル。
    これが真実。
    しかも中国に頼るなんて、反日企業としてブレない会社だ
  • よぉライター
    ホントはウラカンに乗りたかったんだろ?
    抽選で外れた腹いせに詰まらん記事書いてんじゃねぇよ
    どうせウラカンに乗れたら乗れたでウラカン最高とか
    書きたてるくせに
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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