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【4気筒→6気筒が復活】ポルシェ718ケイマンGTS 4.0/718ボクスターGTS 4.0登場 ケイマンGT4と共通

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【4気筒→6気筒が復活】ポルシェ718ケイマンGTS 4.0/718ボクスターGTS 4.0登場 ケイマンGT4と共通

718ケイマン/ボクスターGTSに6気筒復活

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】GTS 4.0の見た目、GT4/ボクスター・スパイダー/標準車とどう違う?【比べる】 全112枚

translation:Taro Ueno(上野太朗)

ポルシェ718ケイマンGTSと718ボクスターGTSに6気筒エンジンが戻ってきた。新型は「GTS 4.0」を名乗る。

AUTOCARの本拠地がある英国ではオーダー受付が始まっている。ケイマンGTS 4.0が6万4088ポンド(919万円)、ボクスターGTS 4.0がポンド(946万円)。日本国内では価格未発表。

「GTS 4.0」というモデル名が示すとおり、エンジンは4.0L水平対向6気筒を搭載(これまでは水平対向4気筒だった)。

4.0L水平対向6気筒エンジンといえば、2019年に発表されたケイマンGT4/ボクスター・スパイダーも同じ。これらにくらべ、GTS 4.0は「日々のドライビングプレジャーに重きを置く」と表現されている。

最高出力、ケイマンGT4/ボクスター・スパイダーが420psを発揮するいっぽうで、GTS 4.0は400psとなる。またその際の回転数も、わずかに低められている(いずれも欧州値)。

ケイマンGTS 4.0ならびにボクスターGTS 4.0の0-100km/h加速タイムは4.5秒。ケイマンGT4/ボクスター・スパイダーに比べると0.1秒遅いだけだ。最高速度は293km/h。GT4は303km/h。

6速マニュアルのみ 低負荷時は2気筒オフ

まずは6速マニュアルのみしか設定されず、のちにPDK(デュアルクラッチAT)が加わるだろう。エンジン負荷が小さいときに2気筒分シャットダウンする可変シリンダーコントロールをそなえ、燃料消費率(WLTP)は9.2km/L、CO2排出量は246g/km。

「アクティブ・サスペンション・マネージメント・システム」は標準で備わる。よって車高は20mm低い。トルク・ベクトリング・システム/LSDや、「スポーツ・クロノ・パッケージ」などが最初からついてくる点はGTSの文法どおり。

外観はダークブラック GTSの文法を踏襲

サテングロスブラックの20インチ軽合金製ホイールと高性能タイヤ(フロント:235/35 ZR 20、リア:265/35 ZR 20)が装着されている。

強化されたブレーキシステムは、クロスドリルドディスクとレッドに塗装されたキャリパーを備える。オプションとして「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」が用意される。

スポイラーリップ、スポーツデザイン・フロント・エプロンのブラックのエアインテーク、フロント・フォグライトレンズ、リアライトレンズ、および再設計されたリア下部バンパーはダークカラーとなる。

718ケイマン/ボクスターGTS 4.0の内装は

インテリアでは、ダークカラーのアルカンターラが目に入る。

標準装備のスポーツシートプラスのセンターパネル、ステアリングホイールリム、センターコンソール、シフトレバー、および両側ドアのアームレストに、使用されている。

718ケイマンGTS 4.0の場合は、Aピラーとルーフライニングもアルカンターラで覆われる。

オプションの「GTSインテリアパッケージ」を選ぶと、別色のカーマインレッドまたはチョークを追加して、レヴカウンター、シートベルト、ヘッドレストの「GTS」刺繍ロゴを含むデコレーティブステッチ、およびブラックボーダー付フロアマットの「PORSCHE」ロゴを強調することができる。

トリムエレメントとセンターコンソールトリムはカーボン製。

高解像度7インチタッチスクリーンを備えたポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)と拡張されたトラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージが標準装備される。

モータースポーツに由来するこのスマートフォンアプリは、サーキットにおいてPCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示し、後で分析するために記録する。

日本仕様にはリアルタイム交通情報を備えたオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、「ポルシェコネクト」も標準装備に含まれる。

BOSEサラウンド・サウンドシステムやBurmesterハイエンド・サラウンド・サウンドシステムはオプションとして用意される。

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