F1ベルギーGPの予選Q1でレッドブルのマックス・フェルスタッペンのアタックを妨害したとして、ザウバーの周冠宇に3グリッド降格ペナルティが科された。
ただ、周は予選を20番手で終えており、18番手だったRBの角田裕毅がパワーユニット交換によるペナルティで最後尾スタートが決まっているため、むしろスターティンググリッドはひとつ上がる形となる。
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予選Q1の終盤、フェルスタッペンがアタック中にブランシモンを通過しようとしていたところ、レーシングラインをゆっくりと走る周に出くわした。
フェルスタッペンはわずかに減速し、周に向かって怒りのジェスチャーをし、周を抜いていった。幸い、すでにフェルスタッペンはQ2進出に十分なタイムを残しており、Q1通過。一方周は20番手で予選を終えた。
予選後の調査の結果、スチュワードは周に3グリッド降格を命じた。なお、ライセンスに対するペナルティポイントは科されなかった。
スチュワードは、ザウバーが「1号車が自分の後ろにいることをドライバーに伝えたが、その情報は十分正確ではなかった」とし、「不必要に他のドライバーの妨げにならないようにすることはドライバーの責任である」と判断した。
「スチュワードは、24号車(周)が不必要に1号車(フェルスタッペン)を妨害したと判断し、標準的なペナルティを適用する」とスチュワードは声明で述べた。
「24号車はターン17で1号車が迫ってきたとき、フルスピードで走行していなかったにもかかわらず、レーシングラインにとどまった」
「1号車は24号車をパスする前に一瞬スロットルを上げなければならなかった」
ザウバーのチーム無線によると、周はフェルスタッペンが後ろにいることは伝えられていたが、周のスローラップと”位相が合っていた”と判断。エンジニアとセットアップ変更の可能性について話し合いを続け、フェルスタッペンが追いついてきていることに気づかなかったという。
フェルスタッペンはアクシデントの後、「何なんだ!」と憤慨した。
周は予選を20番手で終えたが、前述のように角田がペナルティを受けるため、3グリッド降格ペナルティを消化してもなお、周はスターティンググリッドがひとつ前に上がることになる。
角田はPUを丸ごと交換しており、単純に計算すれば60グリッド分のペナルティを受けることになる。このようなケースでF1は関係するマシンを最後尾からスタートさせることを義務づけているのだ。
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