■ホンダが新型「コンパクトカー」を公開!
ホンダは2024年1月19日から1月21日までの3日間、札幌ドーム(札幌市豊平区)で開催の「札幌モビリティショー2024」へ出展。
同社のブースでは、2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開され、続く各地のショーでも注目されているコンセプトカー「SUSTAINA-C Concept(以下、サステナシーコンセプト)」も展示されています。
【画像】ホンダ「シティ」復活か! 「新型コンパクトカー」を画像で見る(50枚以上)
サステナシーコンセプトは、3ドアタイプボディ形状を持つ新型ハッチバックのコンセプトカーです。
過去にホンダが販売していたコンパクトカー「シティ」を思わせる愛らしいデザインが目を引きますが、同車は見た目を提案するだけのモデルにとどまらず、「限りある資源の制約から解放してくれる四輪電動モビリティ」だとホンダは説明します。
サステナシーの名の通り“持続可能性”を最大の特徴とする同車は、「地球環境の保護」と「自由な移動の喜び」を将来にわたって両立することが目指されており、ボディの素材に回収した使用済みアクリル樹脂を再利用。
さらにリサイクル素材の外板は塗装せず、樹脂の成型色そのままの状態とすることで、CO2(二酸化炭素)の排出も抑える工夫が施されました。
エクステリアは直線基調でエッジの効いた造形が特徴。ルーフやフロントバンパー中央にはホワイトを配色することでアクセントとし、ホイールも中央部をレッドに取り入れてポップな印象を強調しました。
レッドを基本としたボディやブラックのバンパー、丸目二灯のヘッドライトなどは、先述の通り1981年に発売した3ドアコンパクトカー初代シティを彷彿とさせるもので、これについてホンダの次世代電動車研究 シニアチーフエンジニアの田中健樹氏は「(はっきりとはいえないものの)そのように捉えていただければ」と過去の取材で話しています。
また、このサステナシーコンセプトの市販化についてホンダ公式の発表はありませんが、先出の田中氏はホンダの今後のラインナップについて以下のように述べています。
「現在のEVは、高価格帯やサイズ的にも大きいモデルが多い傾向にありますが、これからは普及価格帯のEVをラインナップさせ、手が届きやすいものが必要とされるだろうと考えています。
そしてこれは、ホンダが元々そういったベーシックなクルマを得意としている点にも通じるでしょう」(田中健樹氏)
※ ※ ※
なお、札幌モビリティショー2024のホンダブースでは、サステナシーコンセプトのようなコンセプトカーに加えて、新型「N-VAN e」や新型「CR-V FCEV」、新型「N-BOX」など注目のモデルも出展されています。
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みんなのコメント
原付きの折り畳みバイクも付録で付いていたのを思い出す。
あの頃のホンダのエンジンは兎に角良く回り運転して楽しい車が多かった。