もくじ
ー まずは中国市場へ
ー 欧州では2021年登場
ー 安価な都市向けモデル
ルノーEZアルティモ 自動運転コンセプト発表 短距離移動向けEV
まずは中国市場へ
ルノーはK-Zeと呼ばれる電動コンパクトモデルを2019年に発売する。「SUVにインスパイア」されたというこのモデルは中国で最初に発売され、NEDCサイクルで250kmの航続距離を持つ。
これはパリ・モーターショーの前夜に発表された。
会長兼CEOのカルロス・ゴーンはクリオとプラグインハイブリッドのキャプチャーおよびメガーヌが2020年に欧州で発売されると明かした。ゴーンはルノーがここ10年間にわたってEVへの投資を続けており、EVで収益をあげる唯一のメーカーだと語った。
このモデルはルノーの電動化戦略を次の段階へと進めるものだ。
超小型EVであるゾエがルノーのEV車販売の先頭に立っており、ここ数年間はそのEV戦略について多くを明かしてこなかった。その間、プジョー、シトロエン、フォードなどのライバルが相次いで新たな戦略を発表してきた。
欧州では2021年登場
トウィンゴと同等サイズのK-Zeはサイズと価格の両面でゾエよりも下に位置するモデルだ。これは近年EV市場が急拡大する中国市場に最初に投入されることになるという。欧州での登場は2021年となる。
ゴーンは「これはわたしにとって真の革命です。このクルマは世界中の市場において非常に強い競争力を持つでしょう」と語った。
この超小型EVは、日産と東風汽車によるジョイントベンチャーであるeGTニューエナジー・オートモーティブにより中国で生産される。この会社は「中国市場向けの電動車両の開発および生産」を主な業務としている。ただし、欧州向けのK-Zeの生産地については明らかになっていない。
「今後は(中国での)競争がさらに激化するでしょう」とゴーンは説明する。「しかしわれわれは今の所電動車両を1台も投入していません」
安価な都市向けモデル
K-Zeにはパーキングセンサー、リアビューカメラ、そしてナビゲーションなどに使うスクリーンが搭載される。
このモデルはルノーと日産が使うCMF Aプラットフォームを仕様している。これはインドで人気のルノーKwidに採用されているものだ。ルノーによれば、このアーキテクチャがEV用に改良されて使用されているとのことだ。サブフレームやアクスルなどはこのモデル専用だ。
ゴーンは「グループ・ルノーはEVのパイオニアかつ欧州でのリーダーです。今回K-ZeというSUVにインスパイアされた安価で都市向けのモデルを発表します。EVにおけるわれわれのリーダーシップや大衆車における経験の結晶です」
それと同時にゴーンは将来の車両に向けた新サービスを発表した。オーグメンテッド・エディトリアル・エクスペリエンスと呼ばれるそのサービスは、コンテンツ、コネクティビティ、そしてメディアの3つを組み合わせることで「移動時間を学習時間に」するとのことだ。
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