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美しいシルエットに磨きをかけたメルセデス・ベンツの新型「CLA/CLAシューティングブレーク」

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美しいシルエットに磨きをかけたメルセデス・ベンツの新型「CLA/CLAシューティングブレーク」

メルセデス・ベンツは、対話型 インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載した「CLA」および「CLA シューティングブレーク」 を発表し、予約注文 の受付を開始した。

CLA

今シーズンのコスパNo.1セダン登場!市販車最高レベルの空力性能と先進装備を纏ったメルセデス・ベンツ「Aクラスセダン」

納車は CLA 各モデルは本年 10 月頃、CLA シューティングブレーク各モデルは 12 月頃を予定している。

CLA シューティングブレーク

新型CLAは「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ライン やエッジを大幅に削減した輪郭など、シンプルな造形でありながら、流麗、かつ、力強さ も表現したエクステリアデザインと、高い質感と若々しさを感じさせるインテリアデザインを採用。6年ぶり(シューティングブレークは4年ぶり)にフルモデルチェンジされた。

また、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクス ペリエンス)」やフラッグシップモデルであるSクラスに搭載されている、最新の安全運転 支援システムを採用するなど多くの機能を取り入れている。

ラインアップは、CLAとCLAシューティングブレークそれぞれに、2.0リッター直列4気筒 ターボのクリーンディーゼルエンジンに8G-DCT(8速デュアルクラッチトランスミッション) を組み合わせたCLA 200 dと、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに7G-DCT(7速デュアル クラッチトランスミッション)を組み合わせたCLA 250 4MATICを用意した。

新型CLAのエクステリアデザインは、「Sensual Purity(官能的純粋)」というメルセデス・ ベンツの基本思想に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ廃し、曲面で表現。

前傾する フロントエンドはサメの尖った鼻先を想わせるデザインで、実際よりも長く見え、シャープ さが強調されている。ヘッドライトは上下方向に細いデザインを採用し、ワイドな印象を与えるとともに、先代CLAのヘッドライトから引き継いだ、外側が膨らむ独特なデザインが CLAの継続性を表現している。

このワイド&ロー、かつスポーティなデザインは外観だけではなく、空力性能の改善にも貢献しており、Cd値は0.23を達成し、クラストップレベルの空力性能を実現している。 

インテリアは新型Aクラスの基本的デザインを踏襲し、モダンでアバンギャルドにまとめられている。ダッシュボードはインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止。 そして、ワイドスクリーンディスプレイが、そのダッシュボードの上部に置かれることで、 より解放感があり、横方向のワイドさを強調するデザインとなっている。

また、デザインを追求する一方で、ボディが拡大したことにより室内空間のゆとりも改善。先代モデルと比較して、前席の室内幅は1,457mmと35mm、後席の室内幅 は1,454mmと44mm、前席のヘッドルームも1,023mm*と17mm拡大され、クーペスタイル でありながら、快適な室内空間を実現した。また、リアシートのバックレストは4:2:4分割 可倒式を採用しており、様々な使い方に柔軟に対応することができる。

新型CLAのトレッドは、先代モデルからフロントが63mm、リアが55mm拡大し、メルセデス・ ベンツの前輪駆動プラットフォームを採用している全モデルの中で、最もスポーティなドライ ビング特性を獲得している。スタビライザーはロールを抑制すべく直径が拡大されている。 

また、新型CLAは、対話型インフォテインメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載。その最大の特長の1つが、人工知能による学習機能 で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えている。

パワートレインでは、CLA 200 dに搭載される「OM654q」は、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボ Page 4 エンジンで、最高出力150PS(110kW)、最大トルク320N・mと、コンパクトなボディを力強く 加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立。

シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめた シリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製 となる。

この熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工を施している。

ターボチャージャーは可変タービンジオメトリーを採用しており、低回転域から高回転域 まで全域でトルクフルな加速を可能にしている。

ピエゾインジェクターを使用した、コモンレールダイレクトインジェクションシステムは 最大圧力2,050barまで高められている。また、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み 合わせた「マルチウェイ排出ガス再循環(EGR)」を搭載しており、燃焼の最適化を図り、 後処理を行う前の段階で窒素酸化物を低減することが可能になった。

CLA シューティングブレーク

そのほか、CLA 250 4MATICに搭載される2.0リッター直列4気筒ターボエンジン「M260」は、最高出力 が224PS(165kW)、最大トルク350N・mを発生。エンジンブロックはアルミニウム ダイカスト製で鋳鉄製シリンダーライナーを備えており、エンジン内部の摩擦低減対策と して、メルセデス・ベンツが特許を取得した、「CONICSHAPE加工」を採用。

これは、シリンダーウォールをフォームホーニング加工する際に、シリンダーウォールを 底部に向けてやや広がる形とすることで、ピストンスカート部に発生する摩擦を低減する 技術。

また、可変バルブタイミングを実現する「カムトロニック」も搭載されており、 状況に応じた最適な吸気を実現している。

このエンジンに組み合わされる可変トルク 配分型の四輪駆動システム「4MATIC」はあらゆる路面状況において常に最適なトラクション を発揮し、高い操縦性と走行安定性を実現する。

通常はほぼ100%前輪駆動で走行し、 状況に応じて効率的に後輪にトルクを配分。オフロードや雪道などでは瞬時に適切なトルク配分を行い、高い操縦性と走行安定性を確保。オンロードでもコーナリング時 に積極的に後輪にトルクを配分し、俊敏なハンドリングと高い安定性を実現する。

また、組み合わされるトランスミッションは、実績のある 7 速デュアルクラッチトランス ミッション「7G-DCT」となり、効率向上に効果的な、ダイレクトな変速を実現しながら、振動 も抑える優れたセッティングが施されている。

関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars.html

構成/DIME編集部

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