アプリリアのサテライトチームとしてMotoGPに参戦しているトラックハウス・レーシングだが、2025年に向けたライダーラインアップの決定はまだ本格化していないようだ。
MotoGPの各チームは2024年シーズンが契約の節目になっていたため、シーズン開幕前からライダーの移籍市場へ注目が集まってきた。
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最近ではマルク・マルケスのドゥカティ昇格やホルヘ・マルティンのアプリリア移籍、マーベリック・ビニャーレスのテック3移籍など大きな動きも出ている。
トラックハウスは今シーズンからRNFを引き継ぐ形で参戦しているが、あまり目立った結果は残せていない。しかし、アプリリアのマシンが競争力を上げていることは確実であり、そのマシンを使用するトラックハウスの来季シートも注目に値するものだ。
トラックハウスのチームマネージャーを務めるダビデ・ブリビオはイタリアGPでMotoGP.comに対して、来季のライダー選択はまず今所属しているラウル・フェルナンデスとミゲル・オリベイラと話をすると語っている。そして噂されるような、ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)の移籍の可能性などよりも、今のライダーとの話し合いを優先したいという意向を示した。
「まず、今のライダーと話し合って、彼らの状況を把握することだ。ただ、このプロセスはまだ実際には始まっていない」とブリビオは言う。
「もちろんパドックで何が起きているかは考えるべきだし、待って見る必要もある。噂もたくさん流れていて、皆が話をしている。だがまずはミゲルとラウルと話をして、彼らの考えを理解して一緒に将来のプランを定めていく必要がある。それが我々のすべきことだ」
「そして、何かが起こったなら、どんなモノも選択肢になるだろう」
なお現在、フェルナンデスとオリベイラはアプリリアとの契約になっているが、次のライダー契約に向けてはトラックハウスとしても関われるようにしたいという希望をブリビオは示しており、アプリリアと密に連絡をとっていると語った。
その点についてはアプリリア・レーシングCEOのマッシモ・リボラも理解を示しており、トラックハウスによるライダー選択には意見を挟みつつ協力していくと説明した。
なおトラックハウスはアメリカ資本のチームということで、Moto2クラスからアメリカ人ライダーのジョー・ロバーツを昇格させるのではないかという憶測も根強い。
しかしロバーツを起用しないという点は、ブリビオとリボラCEOが既に同意している部分だと考えられる。ブリビオはこの件に次のように語った。
「我々は常々話してきたように、アメリカ人ライダーがいるのは良いことだろう。しかしそれは適切な時期であることが必要なんだ」
「アメリカ人ライダーがいれば我々はハッピーだろう。だがそれと同時に、我々チームのプログラムが何なのか、何を達成したいのかを見極めねばならない。それらすべてが実現するなら、アメリカ人ライダーを迎えることにハッピーだ」
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