EVのみに マイチェン情報
スマートが「フォーツー」と「フォーフォー」のフェイスリフトを準備している。そのプロトタイプが路上でテストする姿をカメラが捉えた。正式発表は9月のフランクフルト・モーターショーになる見込みだ。
ドイツの小型車ブランドはこのアップデートを機会に、すべてのガソリン・エンジンを廃止して、今後は電気自動車のみの販売に切り替える見込みだ。スマートは既に昨年、新たなリーダーの元で「完全電気駆動のアーバン・モビリティ・ブランド」になると宣言している。
内燃エンジンの販売を終了するとともに、スマートは現行の電気自動車モデル「EQ」の弱点に改良を施す。それは主に競争力に欠ける航続距離だ。新たに採用されたWLTP試験によると、22kWhバッテリーを搭載する現行モデルの航続距離は113kmに過ぎない。最新の小型電気自動車としては最低クラスだ。
バッテリー技術の進歩に加え、容量を増加させることで、マイナーチェンジ後にはこの航続距離が200km以上に伸びる見込みだ。充電時間も短縮されるだろう。現行モデルは最高でも7kWでしか充電できない。電気モーターの最高出力が60kW(81.5ps)から向上するかどうかは不明だ。
インテリアの写真も入手した。
内装は? 次世代型はジーリー主導か
スマート・フォーツー/フォーフォーは前述のような改良に加え、エクステリアは新型ヘッドライトが採用され、バンパーのデザインも変更を受ける。インテリアもインフォテインメントなどがアップグレードするだろう。その写真も撮影することができた。
目撃されたフォーフォーのプロトタイプは、センターコンソールにカバーが掛けられていた。ここにスマートフォンのワイヤレス充電が装備される可能性もある。
フェイスリフトを受けたフォーツーとフォーフォーは、ダイムラーのみによって開発された最後のスマートになる。今年3月、中国のジーリーホールディングがダイムラーからスマートの株50%を取得したからだ。次世代モデルの開発はジーリー主導になると言われている。メルセデス・ベンツは引き続き、2020年に登場する次期型スマートのデザインを担当する。
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