インスタグラムを活用する自動車ブランド
AUTOCARのインスタグラム公式アカウント(@autocar_official)をフォローするに値すると判断してくださった方が5万2000人もいらっしゃることを、誇りに思う。いつもありがとうございます。
【画像】写真でじっくり楽しむクルマの世界【メルセデス、ポルシェ、日産、アストン マーティンなどの最新モデルを見る】 全98枚
同時に、弊誌のインスタグラムは、フォロワー数が数百万から数億の単位で計測されるソーシャルメディアの世界では、比較的小さな存在であることも承知している。例えば、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドのフォロワー数は5億4800万人で、リオネル・メッシの4億3000万人を「わずかに」引き離している。
フォロワー数が信頼に足る人気の指標であるとは言わないが、今回はインスタグラムで最も人気のある自動車ブランドを調べてみようと思う。本稿執筆時点(2023年3月上旬)で、インスタのフォロワー数の上位20社を昇順に紹介する。
フォード・モーター・カンパニー(@ford):580万人
580万人のフォロワーを持つフォードは、今回の調査で第20位につけた。同社のインスタフィードは、大型トラック、EV(電気自動車)、スポーツカーのマスタングなどが混在し、サーキット専用車のGT MkIVに関する投稿が人気を博している。GT MkIVはわずか10週間で、23万9000もの「いいね!」を獲得しているのだ。
フォードの英国部門のアカウント(@forduk)もあり、こちらのフォロワー数は9万7000人だ。
ダッジ(@dodgeofficial):660万人
本稿執筆時点で、ダッジはアルファ・ロメオ・トナーレをベースとする新型のクロスオーバー車、ホーネットの宣伝を行い、ちょっとした議論を巻き起こしている。ホーネットの画像には、著名なミニカーブランドのHot Wheelsも「WOW」と返信したのだが、他のユーザーたちには概ね否定的な反応で迎えられている……。
日産自動車(@nissan):670万人
日産(Nissan)のフィードには、K10マイクラやブルーバード、チェリー、スタンザ、サニーへのオマージュを込めた画像がたくさん掲載されている。歴史的なクルマ、現在のクルマ、未来のクルマを見事にブレンドした投稿だ。
こちらの画像は中東で販売されている新型パトロールで、4.0Lまたは5.6LのV8エンジンが搭載される。
ジープ(@jeep):760万人
大自然のアドベンチャーに重点を置くジープは、インスタ世代と完璧にマッチする企業だろう。ジープのフィードには、今年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた新型アベンジャーとともに、道なき道を走るSUVの画像がたくさん掲載されている。
ランドローバー(@landrover):870万人
野性的で無骨なスタイルを貫く米国のジープとは対照的に、英国のランドローバーはクリーンで洗練されたアプローチを採用している。ブランドの個性の違いがわかりやすく反映されていると言えるだろう。それから、ランドローバーの広報チームは、ジープのフォロワー数を100万人以上上回ったという事実に喜びを感じているのではないだろうか。
しかし、ランドローバー自身はインスタグラムで誰もフォローしていないようだ。
ロールス・ロイス・モーター・カーズ(@rollsroycecars):940万人
この画像はロールス・ロイス初のEV、スペクターが南アフリカでテスト走行しているところを写したものだ。1回の充電での航続距離は520kmを見込んでいるが、3トン弱の重量を持つクルマとしては異例なものだ。V12エンジンがなくなるのは寂しい限りだが…….。
テスラ(@teslamotors):940万人
フォロワー数900万人以上というのは、決してみすぼらしい数字ではないが、テスラがトップ10に食い込んでいないというのはちょっと意外だ。とはいえ、HEPA(高効率パティキュレートエア)フィルター技術を紹介する動画が330万回再生されるなど、個々の投稿の数字には驚かされるものがある。テスラのHEPAは、埃、花粉、バクテリア、空気中の粒子を99.97%除去するという。
マクラーレン・オートモーティブ(@mclarenauto):970万人
2017年にビデオゲーム『グランツーリスモSPORT』向けのコンセプトモデルとして誕生したソーラスGTは、昨年のモントレー・カー・ウィークで実車が披露された。25台の限定生産で、最高回転数1万rpmを誇る自然吸気5.2L V10エンジンを搭載し、最高出力840psを発揮する。
フォルクスワーゲン(@volkswagen):980万人
フォルクスワーゲンはインスタグラムで、身内であるフォルクスワーゲン・グループ以外に誰もフォローしておらず、各国の現地法人すらもフォローしていないため、あまり社交的とは言えないようだ。
改良新型トゥアレグのキャプションには、「スウェーデンの凍てつく夜を照らす」と、いかにもインスタ映えしそうな文章が並ぶ。5月のお披露目を控え、カモフラージュ用のラッピングはとてもクールだと認めざるを得ない。
ベントレー・モーターズ(@bentleymotors):1100万人
ベントレー・ベンテイガEWBが長すぎて自宅の駐車場に停められなくても、手入れの行き届いた庭に停めることができるのだ。その際は、「#WorldofBentley」のハッシュタグを忘れずにつけて投稿しよう。
アストン マーティン(@astonmartinlagonda):1100万人
アストン マーティンの広報チームには脱帽だ。なぜなら、ほとんどすべての投稿にグリーンの車両か、グリーンのフィルターをかけた画像が使われているからだ。2023年に創業110周年を迎えるアストン マーティンにふさわしいブランディングであろう。DBS 770アルティメット(写真)は、従来のV12グランドツアラーを根本的に改良し、強化したものである。
ジャガー(@jaguar):1300万人
ジャガーのインスタフィードは、ライフスタイルを強調する抽象的な投稿が多い。アーティスティックな写真、一語または二語のキャプション、そしてファッション誌の撮影現場を思わせる非現実的な世界観。それでも、1300万人のフォロワーがいるのだから、何も間違っていないのは明らかだ。女性の手の画像に対して、あるフォロワーは「この会社はこんなにいいクルマを持っているのに、どうしてこんなくだらない画像を投稿できるのか」と書いている。
マセラティ(@maserati):1320万人
セレブリティの力? デビッド・ベッカムと彼の愛犬が写った最近の画像は、11万5000もの「いいね!」を集めたが、背後のマセラティ・グレカーレよりもベッカムの方が魅力的だったのではないかと思われる。
アウディUSA(@audi):1630万人
アウディはインスタグラムで大きなアカウントを3つ持っている。公式フィード(@audiofficial)のフォロワー数は300万人、アウディ・スポーツ(@audisport)は220万人を抱えるが、そのどちらも1630万人を集めたUSAのアカウントに圧倒されている。大人気の映像作品シリーズとタッグを組んだのが功を奏したようだ。
ブガッティ(@bugatti):1850万人
2023年2月、パリで行われたオークションで、ワンオフのブガッティ・シロン・プロフィレが979万2500ユーロ(約14億円)で落札され、オークションでの新車の落札価格を更新した。このような耳目を集める出来事をソーシャルメディア担当者が見逃すはずもなく、オークション結果に関するブガッティの投稿はこれまでに32万以上の「いいね!」を獲得している。
フェラーリ(@ferrari):2480万人
インスタグラムで最も人気のある自動車ブランドを挙げよと言われたら、ほとんどの人がフェラーリと答えるのではないだろうか。確かに、世界中で知らない人のいないブランドではあるが、それでもインスタのフォロワー数ではトップではない。とはいえ、スクーデリア・フェラーリ(@scuderiaferrari)のアカウントには、1050万人ものフォロワーがいる。
ポルシェ(@porsche):2720万人
ポルシェは、「#porschemoment」というハッシュタグでユーザーとの交流を促しており、これまでに100万件を超える投稿があった。最も優れた画像は、2720万人のフォロワーを持つ公式アカウントに投稿される。予想通り、フィードを独占しているのは911だ。
ランボルギーニ(@lamborghini):3340万人
本稿を作成し始めたとき、ランボルギーニのフォロワー数は3330万人だったが、書き終わる前に3340万人近くに増えた。筆者は、寝室の壁に憧れのクルマのポスターを貼ることの現代版がインスタグラムのフォローだと考えているので、華やかなスーパーカーを製造するランボルギーニが、このような高みに到達したことを嬉しく思う。
BMW(@bmw):3400万人
いずれにせよ、信じられないほどのフォロワー数だ。3400万人というのは、世界で最も人口の多い都市圏とされる東京都市圏の人口に匹敵する数なのだ(定義や調査によって多少異なる)。雪の中のE30やE36など、ハッシュタグ「#BMWRepost」ではたくさんのクラシックBMWを見ることができる。
メルセデス・ベンツ(@mercedesbenz):3700万人
3700万人。本稿執筆時点で、インスタグラムで最もフォロワー数の多い自動車ブランドはメルセデス・ベンツである。ライバルのBMWとも近いが、メルセデスが約300万人の差をつけている。2024年には、5000万人の大台に乗ると予想されるため、このリストも書き直さなければならないだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント