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ホンダは「次期型S2000」を世界初公開!? ロングノーズの「スポーツモデル」お披露目! どんな姿で登場するのか

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ホンダは「次期型S2000」を世界初公開!? ロングノーズの「スポーツモデル」お披露目! どんな姿で登場するのか

■ホンダは謎のスポーツコンセプトをジャパンモビリティショーでお披露目!

 ジャパンモビリティーのホンダの出展概要の中で1台だけシークレットなモデルが存在します。
 
 それが「ホンダ・スペシャリティスポーツコンセプト」ですが、どのようなモデルとなるのでしょうか。

【画像】これがホンダ最新スポーツカーです! S2000後継? 写真を見る!(50枚以上)

 ホンダは2023年9月26日に出展概要を発表しており、クルマやバイク、航空機など様々なコンセプトモデルを出展すると言います。

 その中で気になるのが、ホンダ・スペシャリティスポーツコンセプト(以下スポーツコンセプト)で、リリースには次のように記されています。

「カーボンニュートラル実現のための電動化や、自動運転技術が普及していくなかでも運転する楽しみ(ドライビングプレジャー)を体感でき、乗る人を時間の制約から解放してくれるという四輪電動スポーツのコンセプトモデル」

 この説明のみで、と記載されているのみで、見た目はもちろん、スペックなどは一切公表されていません。つまり「ショー当日までのお楽しみに」と言うわけです。

 ただ、そのヒントは2022年4月に開催された「四輪電動ビジネスの取り組みについて」の中にありました。

 その内容は「既存事業の盤石化」、「バッテリー戦略」、「BEV展開」「ソフトウェア・コネクテッド領域の強化」など多岐に渡るものでしたが、終盤に三部敏弘社長からこのような話が出ました。

「カーボンニュートラルや電動化に挑む中でも、ホンダは常にFunをお客様に届けていきたい。そう考えています。

 皆様が、ホンダに期待していただきてきた、そして、ホンダ自身もこだわり続けてきた、“あやつる喜び”、それを電動化時代にも継承するモデル。

 そんな、ホンダ不変のスポーツマインドや際立つ個性を体現するような『スペシャリティ』と『フラッグシップ』、2つのスポーツモデルのグローバルへの投入を検討しています」。

※ ※ ※

 この時に背景に映し出された画像には黒いベールが被った2台のモデルがありました。

 右側はミドシップレイアウトのスーパーカールックからもお分かりのようにフラッグシップスポーツで「NSX後継」と噂されているモデルです。

 一方、左側のロングノーズショートデッキのフォルムがスペシャリティスポーツですが、これこそが今回お披露目の「ホンダ・スペシャリティスポーツコンセプト」でしょう。

■スポーツコンセプトは…S2000の後継モデルなのか? どんなカタチで登場する?

 スペシャリティという言葉を素直に捉えるとプレリュード後継にも思えますが、見方によってはオープンボディにも見えますが、そうなると「S2000後継」にも思えてきます。

 ちなみにS2000は1999年にホンダ創立50周年を記念して登場したオープンFRスポーツモデルで2009年に生産終了しています。

 三部社長は「ホンダの電動化における象徴」、「2020年半ばに投入予定」と語っていますが、2029年はホンダ創立80周年、「S2000の登場から30周年と言う節目の年」と言うことは大きな期待がモテそうです。

 ちなみに多くの人はBEVだと予想していますが、筆者はプラグインハイブリッドじゃないかと予想しています。そのシステムは現在主流となっているe:HEV派生なのかもしれません。

 それともエンジンが主役になれる2代目NSX譲りのスポーツハイブリッドSH-AWD派生の可能性、もしくはCR-Z以降登場していないシンプルなIMA派生なのか、現時点では全く解りませんが、当のホンダは様々な手段を検討しているでしょう。

 ホンダは2026年にF1に復帰しますが、その理由は「電動化パワーユニットでも頂点を目指す絶好の機会」と語っています。

 パワートレインはエンジン50%+モーター50%のハイブリッドなので、量産車との繋がりも期待できるでしょう。筆者的にはホンダとHRCのタッグによるモデルになってくれると嬉しいとも思います。

 このように現時点では不確定要素ばかりですが、「ホンダの次世代スポーツ」を自らの目で確認するためにも、ジャパンモビリティショーには足を運んでほしいと思っています。

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みんなのコメント

23件
  • fft********
    マツダと違って、往年のホンダファンが何を求めているのか知った上でそれを捨てようとしているのが今のホンダだと思う。
  • ana********
    どんなに安くても500万以下にはならないでしょう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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