3月4日、ポルシェは、EV(電気自動車)の「タイカン」に、クロスオーバーの「クロスツーリスモ」を追加した。
2019年に発表されたポルシェ初の量産電気自動車「タイカン」に追加されたクロスツーリスモは、タイカンのボディ後部を伸ばし、かつ車高を高めたクロスオーバーだ。
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2018年のジュネーブ国際モーターショーで発表された「ミッションEクロスツーリスモ」をモチーフにした全長4974×全幅1967×全高1409mmのボディは、トップ・オブ・ラインのタイカン・ターボSよりも11mm長く、1mm幅広く、31mm高い。2904mm(ベースモデル)のホイールベースは、おなじく4mmの延伸である。Cd値は0.26を誇る。
専用デザインの前後バンパーやサイドシル、ホイールアーチトリムなどによってタフなイメージを演出するいっぽう、なだらかな後部のルーフラインがエレガントだ。
内装は、リアシートのヘッドルームとラゲッジルームが拡大された。ラゲッジルーム容量は、リアシートのバックレストを格納すると最大1200リッターになるという。
インパネまわりには、10.9インチの縦長インフォテインメント・ディスプレイとフルデジタルのメーターが配置され、助手席前のダッシュボードには、インフォテインメント用のディスプレイも装着できる。オプションの「オフロードデザインパッケージ」を選ぶと、インパネ上部にコンパスが設置されるという。
搭載するモーター(2基)の最高出力と最大トルクは、ベースモデルが476ps/500Nm、「4S」が571ps/650Nm、「ターボ」が625ps/680Nm、「ターボS」が761ps/1050Nmで、いずれも4輪を駆動する。搭載するバッテリーは、すべて「Performance battery Plus」とよぶタイプで容量は93.4kWhだ。満充電時の航続可能距離は約450km(WLTPモード)とされる。
足まわりは、電子制御ダンパーシステムの「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」を組み合わせたアダプティブ・エア・サスペンションが標準である。駆動方式は4WDのみ。
クロスツーリスモ専用の「グラベルモード」では、車高が30mm上昇し、スロットル特性などもオフロード用に変更されるという。
タイカン・クロスツーリスモの登場にあわせ、2台の電動自転車も発表された。いずれもカーボンフレームを採用する。さらに、最大3台の自転車を積載出来る専用リアキャリアも用意される。このキャリアを装着しても、テールゲートは開閉出来るという。
タイカン・クロスツーリスモは夏に販売開始予定。価格などは不明。
文・稲垣邦康(GQ)
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