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メルセデス・ベンツがコンパクトSUVの「GLA」と「GLB」にスポーツモデル「AMG GLA 35/GLB 35 4MATIC」を追加

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メルセデス・ベンツがコンパクトSUVの「GLA」と「GLB」にスポーツモデル「AMG GLA 35/GLB 35 4MATIC」を追加

メルセデス・ベンツ日本は、「GLA」および「GLB」にスポーツモデル「メルセデスAMG GLA 35 4MATIC」(以下、GLA 35)と「メルセデスAMG GLB 35 4MATIC」(以下、GLB 35)を追加し、販売を開始した。

GLAは、2014年に発表となり、世界でも日本でも成功を収めた初代から、コンパクトなボディにメルセデス・ベンツのSUV技術を凝縮させつつも、都市での日常生活にも適したスタイリッシュでオールラウンドなコンパクトSUVとして人気のモデル。

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一方、GLBは、世界で持続的な成長を遂げるSUV市場において、すでに多くのラインアップを持つメルセデス・ベンツが、さらに多様なニーズに応えるべく投入した、全く新しいモデル。究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けた、スクエアなエクステリアデザインと高い悪路走破性を持つ本格的なSUVでありながら、広い室内空間に7人乗車を標準とし、かつ日本の都市部でも取り回しのよいボディサイズを実現した「全てを備えた本格SUV」。

今回の新型「GLA 35」および「GLB 35」は、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラス等に採用している最新世代にアップデートし、MBUX ARナビゲーション、アドバンスドサウンドシステム等を標準装備、また、Burmesterサラウンドサウンドシステムをオプション設定した。さらに、48V電気システムとBSG(ベルトドリブン・スタータージェネレーター)を搭載することにより、高い効率性と快適性、および高性能化を同時に実現している。

パワートレイン

GLA 35およびGLB 35には、最高出力306PS(225kW)、最大トルク400Nmを発生する、2.0リッター直列4気筒ターボエンジン「M260」が搭載される。低回転域での力強く、自然なレスポンスと、中高回転域での伸びやかな加速感を両立させるため、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「CAMTRONICカムトロニック」を採用しています。今回の改良にあたり、ベルトを介してクランクシャフトと接続される、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と「48V 電気システム」を採用した。

回生ブレーキ等により発電した電気を約1kWh のリチウムイオン電池に蓄電し、振動の少ないエンジン始動、滑らかで力強い加速、素早いギアシフトなどの必要に応じて、最大トルク160Nmの動力補助を行い、燃費低減効果だけでなく、パワートレインの総合性能を引き上げる。また、ウォーターポンプが電動化され、冷却能力を必要に応じて最適に調整することが可能となったため、さらに効率化されている。

GLA 35およびGLB 35に組み合わされるAMG スピードシフトDCT8速デュアルクラッチトランスミッションは、全速度域でのきわめて自然な加速性能に加え、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギアのつながりが得られるようにセッティングされ、俊敏、かつダイナミックで気持ちの良い加減速を実現している。エグゾーストシステムには自動制御のフラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から、ドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えを行うことができる。

エクステリア&インテリアデザイン

スポーティに刷新されたエクステリアにおいて、新デザインのボンネットエンブレムを採用。さらにホイールアーチをブラックからボディ同色に変更(GLA 35のみ)した。併せてホイールデザインを刷新。また外装色に新色「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」を追加した。

インテリアには、新世代のステアリングホイールを採用し、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有している。

なお従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。

また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインとなった。さらに、オプションのアドバンスドパッケージを選択すると、シックで高級感のあるインテリアを演出する本革仕様のブラックまたは同じく本革仕様でスポーティなレッドペッパーとブラックの組み合わせを選ぶことが可能となった。

なお新たにBurmesterサラウンドサウンドシステムをオプション設定し、心地よいサウンドを楽しむことが可能となった。

最新世代のMBUXを標準装備

「GLA 35」および「GLB 35」に最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」を採用した。ボイスコントロールは「ハイ メルセデス」をキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応している。

また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能。さらに、メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムと、MBUX AR (Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーションを採用した。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新型では、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。

リサイクルから得られた原料を使用したシートを採用

メルセデス・ベンツの「アンビション2039」では、2039年より新車の乗用車について、バリューチェーンとライフサイクルの全体でカーボンニュートラルな商品を投入する目標を設定している。まずは、2020年代末までに、新車における乗用車1台当たりの全ライフサイクルにわたるCO2排出量を2020年比で少なくとも半減させることを実現すべく、そのための対策の1つが、リサイクルから得られる原材料を採用している。レザーARTICO/MICROCUT のシート中央部には、シート表面の65%、内部材料の85%がリサイクルから得られた原料を使用したファブリックを採用している。

【メーカー希望小売価格】

・GLA

・GLB

関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/

構成/土屋嘉久

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