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日産で一番売れるクルマ 新型ルークス 最大のウリは安全性能と超絶広い室内

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日産で一番売れるクルマ 新型ルークス 最大のウリは安全性能と超絶広い室内

 2020年3月、日産の軽スーパーハイトワゴン、デイズルークスが「ルークス」へと名前を変え、フルモデルチェンジを果たした。最新の情報では納期が3ヶ月待ちとなるなど、販売も好調の様子。

 3代目となる新型は名前だけじゃなく、中身のほうもパワートレーンからプラットフォームまで一新し、すべての面で進化したのが特徴。そのなかでもポイントは?

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※本稿は2020年3月のものです
文:ベストカー編集部/写真:NISSAN
初出:『ベストカー』 2020年4月26日号

■軽初の機能も込み! 最新の安全装備!!

 最大の注目がミニバン級に充実した先進安全装備だ。

「ルークス」(右)、「ルークスハイウェイスター」(左)、2つのボディスタイルを設定

「衝突被害軽減ブレーキ」に加え、2台前の車両を検知する軽初の「前方衝突予測警報」、「標識検知機能」「先行車発進お知らせ機能」を装備。

 さらにヘッドライトは対向車などを照射しないように自動で照射範囲を切り替えることでハイビームのまま走れる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」をグレード別に設定し、これらで前方の安全をサポート。

全高1780mm(4WDは1800mm)の背の高いボディサイズを持つスーパーハイトワゴン

 さらに、前進時・後退時ともに対応する「踏み間違い衝突防止アシスト」や、クルマを上から見下ろしたような映像で駐車視界をサポートする「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)」を設定。

運転席はアイポイントが高く、上下左右に広い死角の少ない視野を確保。見晴らしがよく安心して運転できる

 また、側方への安全対策としては「車線逸脱防止支援システム」を搭載。注意力が低下すると休憩を促す「ふらつき警報」も装備する。

 これらの予防安全装備に加え、ハイウェイスターに標準装備の運転席膝周り用に日産初の「SRSニーエアバッグシステム」、位置情報などが自動で連絡される「SOSコール」も、もしもの時の安全をバックアップする。

高速道路で車間や車線を維持するためのステア操作やアクセル、ブレーキを自動でアシストするプロパイロットを設定(一部グレード)

■抜群の使い勝手!!!

 それともうひとつ、新型ルークスの大きなポイントとなるのが使い勝手のよさだ。

 後席は成人男性がゆとりを持って足を組めるほど足元が広く、室内高も1390mmあるため小さな子どもなら立って着替えることが可能。

両手がふさがっている時でも、ドア下に足を振り入れるとドアが開閉できるハンズフリーオートスライドドアを設定

 大人4人がゆったり過ごせる広さを持ちながら、後席は320mmのロングスライドで運転席に近づければ、後席に座る子どものケアもできる。リビングのように家族で快適に過ごすことが可能だ。

 ラゲッジも4名が乗車しても充分な広さを持ち、後席を倒せば27インチのかご付き自転車も余裕で積み込める。

後席は大人がラクラク座れる広さを確保。それでいて320mmも前後ロングスライドするので、一番前に出せば後席に座る子どもに手が届いて、ケアが簡単にできる

 そのいっぽうで、軽規格なことと運転席のアイポイントが高く、視野の広い設計によって運転がしやすいのも特徴。歩行者が見やすく、狭い道での取り回しもいい。

 そして、日産おなじみの先進運転支援システムのプロパイロットをこのルークスでも設定しているのも見逃せない。

 先進技術や使い勝手のよさで、新型ルークスは家族揃ってより安心して快適に楽しめる軽スーパースペースワゴンへと大きく進化した。

荷室は4人乗車時も広く、さらに後席を前に倒せば大人用自転車を積むことも可能

■ルークス ハイウェイスターX 2WD 主要諸元
・全長×全幅×全高:3395×1475×1780mm
・ホイールベース:2495mm
・車両重量:970kg
・エンジン:直3DOHC
・排気量:659cc
・最高出力:52ps/6400rpm
・最大トルク:6.1kgm/3600rpm
・トランスミッション:CVT
・WLTCモード燃費:20.8km/L
・JC08モード燃費:27.2km/L
・価格:173万4700円

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