それは、変革の意志を鮮明にするひとつの宣言といえる。フォルクスワーゲンがブランド・ロゴを新しくしたのだ。2000年から使用されてきた現在のロゴは、Wとその上に座ったVをリングが取り囲み、VとWとリングがシルバーで背景がブルーの配色だったが、新ロゴは、VとWとリングがいずれも白になり、背景色はブラックまたは濃いブルーに変わった。
また、旧ロゴは中央に向かって厚みを増す視覚効果を持つ立体感ゆたかなものであったが、新ロゴは遠近法を廃してフラットなデザインになった。さらに、新ロゴではWの文字の下部がリング・サークルの線に接触しない点にも注目だ。1937年以来、10代目になるロゴにして、はじめてリングと接触しないWが登場したことになる。
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全体的によりリーンでクリーンになり、軽やかな印象が強まってモダニティが増した。
フランクフルトモーターショーで発表されたID.3は、さっそく新しいロゴバッジが与えられている。www.martinmeiners.de2012年に発表し、これまで使われていたロゴ。この年、ポルシェがフォルクスワーゲンの完全子会社になったひと口にロゴを変えるといっても、世界171カ国と地域を相手にビジネスする巨大企業のフォルクスワーゲンともなれば、巨大なコストと労力をかけなければならない。世界中にある1万のディーラーとサービスパートナーの施設で使われているロゴは、約7万にも達するからだ。新ロゴの採用はまずは欧米から始まり、日本での新ロゴ登場は、2020年初頭からになるという。そうして、2020年半ばまでには、世界全域でロゴの変更を完了する予定だそうだ。
文・森口德昭(GQ)
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