モーターサイクルレースの統括団体であるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)は22日、若手ライダーの事故死が続いていることを受け、各カテゴリーの参戦最低年齢の引き上げを決定した。
2021年シーズンのモーターサイクルレースでは、若手ライダーが命を落とす事故が続発した。5月にはMoto3クラスのジェイソン・デュパスキエ(享年19歳)が亡くなり、7月にはヨーロピアン・タレントカップでウーゴ・ミリャン・ガルシア(享年14歳)、さらに9月のSSP300ではディーン・ベルタ・ビニャーレス(享年15歳)と、立て続けに若いライダー達がクラッシュによって、この世を去っている。
■「こんな悲劇は絶対に続けてはダメだ」ミラーやマルケス、エスパルガロ兄らが続く事故死に意見
こうしたジュニアカテゴリーでの事故が続いたことで、モーターサイクルレース界からは対策をを求める声が増加。MotoGPやスーパーバイク世界選手権をプロモートするドルナ・スポーツも社内にワーキンググループを設置したと認めていた。
そして10月22日にFIMとドルナによって構成されるパーマネントビューローの会合の結果、2022年から全ての選手権で最低年齢を引き上げることが発表され、あわせてグリッドにつくことのできる最大のマシン数も減少することになった。
具体的な年齢制限としてはタレントカップシリーズは全て最低年齢が13歳(+1歳)に引き上げられ、グリッド上限が30台となる。またレッドブル・ルーキーズ・カップは最低年齢が14歳(+1歳)となる。
FIM CEV REPSOL Moto3ジュニア世界選手権も同様に最低年齢が15歳に引き上げられ、グリッド全体で32台までのエントリーとなる。
SSP300も同様にグリッド全体で32台までの制限を受ける。今シーズン40台以上がグリッドに並んでいる状況を鑑みれば、これは大きな変化と言えるだろう。また最低年齢については16歳に引き上げられる。ただし、現在シリーズに参戦しているライダーに関しては、例外が認められる。
2023年からはさらに最低年齢の引き上げが行なわれる。この際には『グレードA、B、Cのホモロゲーションを有するグランプリタイプのサーキットで行なわれる全てのレース』でエントリーに必要な年齢が14歳へと引き上げられることになる。
さらにMoto2とMoto3クラスに関しても最低年齢が引き上げ。現在Moto2とMoto3クラスは16歳から参戦が許されているが、この2クラスはMotoGPクラスと同じく、最低年齢が18歳へと引き上げられる。
なおMoto3ジュニア世界選手権と、レッドブル・ルーキーズ・カップのチャンピオンに限っては、17歳からMoto3クラスへ参戦することができるとされている。
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