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外車王SOKEN初企画?ご自宅拝見!!シトロエンLOVER・永野さんの蒐集癖がすさまじいっ!

さてこのたびご登場いただきますのは、以前シトロエン・CXを取材のオーナーインタビューにご出演された永野然次さん(51才)!

シトロエンなしでは生きられない!フラッグシップセダンCXと心を通わせる永野然次さん(50才)

平成生まれの20代のクルマ好きから見た、令和時代の日本のクルマ事情とは?

https://www.gaisha-oh.com/soken/citroen-cx-nagano/

このときもご自慢のコレクションについてお話してくださいましたが、「もっとシトロエンの魅力をみなさまにお届けしたいんです!」とのリクエストをいただきまして、なんとご自宅へお招きいただいちゃいました!!

今回はおクルマではなく、珠玉のシトロエン・コレクションにクローズアップしてまいります。

特に芸術的なカタログ類は必見の価値アリですよ!!

■コレクションを始めたきっかけは…?

ご家族2世代にわたって愛用していたこともあり、永野さんにとって幼少期から身近な存在だったシトロエン。

学生時代、60回ローンでがんばって入手したシトロエンAXを封切りに、永野さんご本人もシトロエンLOVER3世としてデビュー!

コレクション拝見の前に、まずはコレクターとなったきっかけを伺いました。

「やっぱりAX購入にあたって入手したカタログが最初ですね。『欲しいなー、いいなー』と思いながらカタログを眺めている気持ち、わかるでしょう?(笑)。そこからまずはAX関連のモノから集めるようになりました」

実際に“蒐集癖”に火が付き始めたのは、自らステアリングを握りはじめてからだったそう。

「シトロエン自体がもともと好きでしたから、そこから徐々に歴史本などを買い始め、AX以外のグッズも集めるようになりました。そして今に至る…という感じです」

■永野さんイチオシは…美術品と称すべきカタログ類!前回の愛車インタビューでもほんの一部をお披露目してくださいましたが、やはり永野さんのコレクションで欠かせないのが、斬新なデザインのカタログ類。

実はコレクション取材のご依頼も、このカタログの魅力を伝えたいとの旨がきっかけでした。

とりわけクラシックシトロエンのカタログは、クルマの宣伝というよりもアート感が強く、永野さんご自身も“美術作品”と称するほど。

本国フランスを含む海外版から国内版まで、オシャレなラインナップをごらんください!

●DS

表紙を見ただけではいったい何のカタログなのかさっぱり(笑)。

かろうじて“ハイドロニューマチック”のスフィアかな?くらいしか読み取れません…。もうここからして奇抜すぎる!!

こちらは別ver.の丸目DSカタログ。やはり表紙は水のイメージで、しかもフィルムカバーがついているのがなんとも粋。

なぜ草原でポールダンスをしているのか…?!

ミニカーを並べ、「これはこのカラーにこの内装ですねー!」なんて比べてみるのも楽しいです。

猫目DSのカタログは走行シーンの写真がありますが、暗がりや霧の中など、どことなくアンニュイなテイストです。

●2CV

やはり表紙に車名はナシ…!この特徴的なシフトノブだけが、唯一2CVだと認識できる要素。

不思議なフォントとイラストだけで、2CVのユーザビリティをアピール。

裏表紙にはスペックと、舟形多円錐図法をモチーフに、実際にメーカーが走らせたルートが描かれています。

オレンジと黄色だけで構成されていて、しかも写真がないなんて普通では考えられないデザイン!!

不思議すぎる…。

こちらもは別ver.で、写真入り。

家庭用と商用2種類のラインナップですが、2冊とも統一されたデザインで使い勝手のよさをポップにアピール。

詰め込みすぎな気もしますけど、そこがまたユーモラス!

●GS

ウォー○ーを探せといわんばかりに、GSを探せ状態。航空写真の中にちゃんとGSがいるのですが、見つけられたでしょうか?ここまで遠くからクルマを写すカタログも珍しいです。

●アミ6

モノクロ印刷でもないのに、肝心の車体がカラーじゃない!!なのにミニカーよろしく登場するアミ6がなんとも愛らしくてたまりません。

“The advantages of small car”とありますが、クルマの写真まで小さくしか写さないとは(笑)。

最後のページでようやくインテリアやエクステリアの全貌が…といっても、フロントと真横だけですけどっ(笑)。

●SM

数々のカタログ中で、永野さんがもっとも素晴らしいと語るのがこちら。

欧州版SMのカタログです。

もはや写真集と化している…!光の加減も絶妙ですし、無表情なカップルや犬を連れた婦人、そして吊り上げられた車体…。デカダンスを感じる1冊に。

対する北米版(ライトの形状が異なる)は、スマイルいっぱいでレジャーを楽しむ人々の中にクルマが共存しています。

ハツラツとしていて、あの気だるさ満載な欧州カタログと同じクルマだとは思えませんね(笑)。

●CX窓から双眼鏡でなにかを眺めている様子の表紙。

ページをめくると、競馬場を見ていたことが明らかに。実は表紙のボディに、馬が写り込んでいたのにお気づきでしょうか?

…そしてその双眼鏡を手にしているのは女性。

「フランスでは二輪の馬車を引くレースが古くからあるので、お金持ちの女性が賭け事をしているイメージだと思われます」

と永野さん。

“繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)”という種類の競馬なのだそう。

セクシーな脚をクロスさせることで、車内の広さや快適性をアピール。

このように、1冊の中の写真が物語として繋がっているのです!

搭乗員のラグジュアリーなファッションも、CXのフラッグシップ性にマッチ。

アメリカでは、“シトロエン代理店”としてでなく、CX専門店が販売していた模様。

●XM

同じカタログがなぜ4冊も…?

実はこれらは、仏・独・英・日の4か国語ver.なのです。

基本的な内容は一緒ですが、可能なかぎりいろんな国のカタログを集める意義のひとつは、この巻末のカラーバリエーションページ。

「当然本国フランスが一番たくさんの色を用意しているわけですが、輸出版では本国にはない色もあったり、ラインナップが少なかったり…その違いを見比べるのも、カタログ集めの醍醐味なんですよ!」

おそらく各国それぞれの代理店バイヤーさんが選定しているのでしょうけど、やはり90年代。

日本におけるシトロエンの普及は今よりも格段に少なかったでしょうから、選べる色も限られています。

●タイプH

シトロエンカタログは商用であれど抜かりなし!

表紙はサラリとした紙質に原色と“H”の表記、そして特徴的なボディの凹凸だけで構成されたデザインです。

配達員さん、清掃員さん、農家さん、コックさんetc...さまざまなシーンで働く人たちへアプローチ。ここにあえてイラストを採用してこそ、適度な"抜け感"を狙ったのでしょうか?

労働者に寄り添う温かさが感じられますね。

●その他

1966年・1968年のイヤーモデルカタログ。ブランドロゴ表記と西暦のみ、大胆な色使い。表紙にいっさいなんのクルマも載っておりません!

ディアーヌ&アミ8。別モデルどうし、あえて統一感があることも。

これくらい大きく車両が写っていると、ちゃんとクルマのカタログだっていう感じがします。普遍的でありながら、調光やカラーだけでオシャレに見えるのだから、さすがフレンチマジック!

(上)2CVとタンタンのコラボカタログ、(下)小型車ラインナップカタログ。

もしかしたら写真カタログよりも作るのが大変なのでは…?!

コミックと絵本のようなので、大人よりも子供のほうが欲しがりそうです(笑)

●日本語版最後は歴代シトロエン車の日本語版をご紹介。

今読むと「くさっ!」って思えるような、キザなキャッチフレーズが多用されているのはなぜなのでしょう(笑)。

永野さんの初のマイカーAXと、そのあと乗り換えたBX。

このAXカタログが永野さんのハイパーコレクションの起源となったのですね…!!

当時乗っていたブルーボディのページを開いてみました。

BXは表紙ロゴがくり抜きで、赤スケルトン仕様になっています!

『走り、流麗に、未来へ。』そして土星がどーーーん!

ぺらりと1枚刷りのものや、2つ折りという簡素なカタログも。

やっぱり2CVはドレッシーでありつつも、元気なレイアウトが似合う!

のちの項でまた登場しますが、永野さんが大好きなフランスのイラストレーター サヴィニャック氏の挿絵も掲載されています。

そして永野さんの愛車、CX25GTiが日本で発売された当時モノがこちら!!

「これこれ!『西ドイツでもない。アメリカでもない。』…西ドイツですよ!時代を感じる表現じゃないですか?!」

ベルリンの壁が崩壊したのは1989年。

永野さんのCXは1987年式、まさにまだドイツが東西に分断されていた時代です。

ドイツ車ブランドといえば、ほとんどが元西ドイツに所属していて、東ドイツのクルマといえば、トラバントくらいしか思い浮かぶものがありません。

『極上浪漫。』の一言と、柔らかくぼかされた女性の横顔…。当時の国内代理店、西武自動車販売もなかなか艶めいたデザインを打ち出してきたものです。

いかがでしょう?

本当はもっともっと大量のカタログがあったのですが、これでもご紹介できたのはごくわずか。

とてもじゃないけどすべては網羅できませんので、クラシック~ネオクラ時代の中から比較的メジャーな車種をピックアップした次第です。

永野さんのおっしゃるとおり、まさに“美術作品”と称すべきカタログたち!!

印刷技術や紙質は、現代のほうが圧倒的に進歩しているはずですが、当時は当時なりに、斬新な手法でクルマのキャラクターを表現していたのですね。

筆者はアミ6のカタログがかわいくって気に入りました!

■マニア垂涎必須!業務用カラーファイル

カタログだけでお腹いっぱい…?とんでもない!

実はこっちのほうがもっとマニアック(?)、セールス向けのカラーファイルも拝見させていただきました。

車両購入時、内外装の色組み合わせをチェックするためのもの。

接客用なので塗装のイメージはカタログよりも本物に近いですし、内装にいたっては実際に使われている素材のスワッチが貼られています。

この本物のファブリックを、生でさわれるのがマニアにはたまらないそう!

それ以外にも、塗装用の純正カラーコード資料だってお持ちです!

これはセールスファイル以上にレアなので、塗料の調合をしたいシトロエン仲間に貸し出していることが多いのだとか(笑)。

大切なコレクションを貸し出すという、永野さんの優しさが伝わってくるエピソードにほっこり。

■クルマ好き定番のミニカーコレクションもスゴイ!ついアレコレ蒐集してしまいたくなるのがクルマ好きの性(さが)。

中でもミニカーは、カタログ以上にコレクターが多いアイテムではないでしょうか?

とりわけ永野さんのオススメは、“BOXモノ”と呼ばれるミニカーたち。

通常のプラケースに収められたタイプでなく、しっかりとした化粧箱に収まっている超ド級レアモデル!!

背景がジオラマになっていたり、BOXそのもののデザインも凝った造りになっています。

通常のミニカーもある程度のロットしか生産されないので、限定品ではあるのですが、これらのBOXモノはそれ以上に入手困難!

発売情報をキャッチしたら、ただちに飛びつかねばなりません。

1/84から1/12まで、とにかくたくさんのミニカーがありすぎて、“秘密の部屋”を何度も往復してくださった永野さん。

特にネオ製の1/18はシートベルトやフロアマットがちゃんとファブリックで出来ていて、撮影の仕方次第ではホンモノと見間違えてもおかしくないくらい!

無粋とは思いつつ、いったい何台くらいお持ちなのか(&総額)を尋ねてみると…。

「たぶん数百台レベルのミニカー…さすがに4桁までは??近いかもしれないけれど(笑)。数えてみたことはないっす!不明(笑)。総額は……今のDSブランドの一番高いモデルにオプション盛ったくらい…?」

DSで一番高額…DS7のPHVあたりですかね?…とこっそり邪推。

「一番のお気に入りはもちろん1/1ですが、自分はCXしか維持できないので、かわりにミニカーで紛らわせているんですよ!」

出ましたー!ミニカーコレクターのお決まりフレーズNo.1っ!!

でもでも、すごくよくわかりますよ…。レベルは到底及びませんが、筆者も心のスキマをミニカーで埋めておりますから…(笑)

■まだまだ出てくる出てくる…!!(いったいどれだけあるのか!)

シトロエンに関連するグッズならばなんでも集めてしまう永野さん。

引き出しを開けてみれば小物類までシトロエン…

このガソリンスタンドのキーチェーン…同じモノですよね?

「そうですけど、色の濃淡が違いますし、中のイラストは手描きが印刷なんですかね、微妙に線が違ったりするので、“別ロット”としてどちらも“異なる”コレクションです!」

な、なるほど…。常軌を逸し…いえなんでもございません(笑)

未開封のモノはそのままに、開封品でも内部の水が蒸発してしまわないよう、しっかり袋に入れて保管されておりました。

一冊まるまるCXの洋書(フランス語)は…。

“EDITION Prestige”あるように、通常版とはちがって豪華装丁バージョン。

筆者の直筆サインとシリアルナンバー入り!しかも5番目?!

さすが永野さん…!!

壁一面もシトロエン一色。

全車種一覧(発行当時の)ポスターから、永野さんが敬愛するイラストレーター レイモン・サヴィニャック氏のポスターまで、キレイに額入りで飾られています。

シトロエンに囲まれた永野さん、とっても幸せそう!!

こちらは…元愛車のシートでしょうか?

「今はもうやっていないのですが、昔フレンチブルーミーティングで『部品剥ぎ取り大会』っていうのをやっていたんですよ。参加費¥1,000払うだけで、ショップが提供した廃車からなんでも取っていいっていう。工具の用意と作業さえ自分でやれば、何点でも取り放題で、それでゲットしたAXのシートです。ほかにもオークションで入手したシートやステアリングはまだいくつかありますよ」

また、コレクション目的以外でも、CXのスペアパーツは着々と集めているそう。

コレクター魂は、愛車を末永く乗っていくための秘訣にも相通じているのですね!

以前のインタビューでもちょこっとご紹介いただいた、本国シトロエンの広報誌。その特性上キレイに保管している人も少ないそうで、なかなかフルコンプへの道は険しいようです

そしてその表紙デザインをオマージュした形で、日本シトロエンクラブが発行している会報誌がこちら。

■取材後記:やっぱり“蒐集”って最高!愛車インタビューの際からそれなりに身構えはしていたつもりですが…、やはり実際にご自宅へお邪魔して、その光景を生で見ると改めて驚愕させられました…。

1つ1つのモノに、入手時のエピソードがあり、すべてを語ってもらうにはとても1日では足りません。

部屋中360°見渡すと、必ず何かしらの“シトロエン”。

まさにクルマ好きにとって理想の“MAN CAVE”、男の隠れ家的な空間でした!!

ちょっとほっとしたのは、冷蔵庫の中身がチラ見えした際、ちゃんと人間の食材が入っていたこと(笑)。

もはや永野さんの場合、ハイドロオイルが主食でもまったく不思議ではないと思っておりましたゆえ…。

なにせおじいさまの代からシトロエン好きですからね!

そんなシトロエンまみれの永野さん、ここまで様々なモノを入手されていますから、もうそろそろコレクションもゴール間近なのではないかと尋ねてみると…

「え?まだまだ増え続けていますよ(笑)。今でも最新車種のカタログはもらいに行きますから。もうまんべんなく集めていますし、つねにアンテナは張りっぱなしです!広報誌のバックナンバーだってまだそろっていませんし、ミニカーも突然リリースされたりしますから、気を抜いているヒマはありません」

まだ見ぬ過去の遺物、そして未来のシトロエン…

これからもすべてを網羅しようと励みつづける永野さんに盛大な拍手を!!!

■コレクタープロフィール

お名前:永野 然次さん

年齢:51才

職業:会社員(予備校講師)

愛車:シトロエン CX(25GTi シリーズ2)

[ライター・カメラ/細谷 明日葉]

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