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アルピーヌ「A110」を一部改良し300psモデル登場 2月10日から受注開始

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アルピーヌ「A110」を一部改良し300psモデル登場 2月10日から受注開始

アルピーヌ・ジャポンは2022年1月14日、フレンチスポーツカー「アルピーヌA110」を一部改良したと発表した。

改良されたニューモデルは、新たに個性が際立つA110、A110 GT、A110 Sの3グレード体系を設定し、2月10日から受注を開始する。

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A110これまでは、1960年代のオリジナルアルピーヌA110のDNAを引き継ぐA110ピュア、洗練されたデザインと快適性が特長のA110リネージ、高出力エンジンと専用チューニングを施したシャシーを持つA110 Sの3つのグレードラインアップとしてきたが、新型となったアルピーヌA110は、これらの3つのグレードの特徴をさらに強調し、A110、A110 GT、A110 Sの3グレード体系となった。なおA110 GT、A110 Sはエンジン出力が300ps/340Nmにアップされているのもアピールポイントだ。

A110

ベースとなるA110は、オリジナル アルピーヌの特長を引き継ぐグレードで、俊敏性と快適性をバランスさせ、シャシーは、スプリングレートがフロント30N/mm、リヤ60N/mmで、ダンパーにはバンプストップラバーを廃したハイドロリック コンプレッションストップを採用。アンチロールバーの剛性は、フロントが17N/mm、中空構造を持つリヤのアンチロールバーは10N/mmとなっている。

1110kgと軽量な車両重量、洗練されたアルピーヌのシャシー、252ps/320Nmを発生するエンジンの組み合わせは、ワインディングで真価を発揮する。

最高出力:252ps/6000rpm
最大トルク:320Nm/2000rpm
0-100km/h:4.5秒
最高速度:250km/h
シャシー:アルピーヌ・シャシー
車両重量:1110kg
ブレーキ:(前)ブレンボ製アルミモノブロックキャリパー、(後)ブレンボ製アルミシングルピストンキャリパー、(前後)ブレンボ製直径296mmアルミ製ハブ/鋳鉄製ベンチレーテッドディスク
タイヤ:205/40R18(前)、235/40R18(後)ミシュラン パイロットスポーツ4
シート:Sabelt製軽量モノコックバケットシート

A110 GTA110 GT

A110 GTは、グランドツーリングを楽しむためのグレードだ。最高出力300psの余裕あるエンジンパワーとアルピーヌ・シャシーの組み合わせは、ロングドライブを快適に楽しむためのベストバランスを実現。レザーシートや、カーボン、アルミ、本革を使用した内装は、フレンチエレガンスを感じさせ、フォーカル製軽量4スピーカー+軽量サブウーファーによる上質のオーディオも備えている。

最高出力:300ps/6300rpm
最大トルク:340Nm/2400rpm
0-100km/h:4.2秒
最高速度:250km/h
シャシー:アルピーヌ・シャシー
車両重量:1130kg
ブレーキ:(前)ブレンボ製アルミモノブロックキャリパー、(後)ブレンボ製アルミシングルピストンキャリパー、(前後)ブレンボ製直径296mmアルミ製ハブ/鋳鉄製ベンチレーテッドディスク
タイヤ:205/40R18(前)、235/40R18(後)ミシュラン パイロットスポーツ4
シート:Sabelt製レザースポーツシート

A110 SA110 S

A110 Sは、クローズドコースでのパフォーマンスを追求したグレードだ。A110 Sに採用されるシャシー・スポールは、スプリングレートがフロント47N/mm、リヤ90N/mmに強化され、ダンパーもそれに応じてチューニングされている。

アンチロールバーの剛性も、フロントが25N/mm、リヤが15N/mmに強化されている。また、最低地上高が4mm低められ、車両の重心がより低められている。このシャシー・スポールの採用により、最高出力300psのエンジンパワーを余すことなく路面に伝えるとともに、正確で素早いステアリングレスポンスと高速安定性を両立させている。

最高出力:300ps/6300rpm
最大トルク:340Nm/2400rpm
0-100km/h:4.2秒
最高速度:260km/h
シャシー:シャシー・スポール
車両重量:1,120kg
ブレーキ:(前)ブレンボ製アルミモノブロックキャリパー、(後)ブレンボ製アルミシングルピストンキャリパー、(前後)ブレンボ製直径296mmアルミ製ハブ/鋳鉄製ベンチレーテッドディスク
タイヤ:215/40R18(前)、245/40R18(後)ミシュラン パイロットスポーツ4
シート:Sabelt製軽量モノコックバケットシート。

また新たなマルチメディアシステムの採用により、スマートフォンのAppleCarPlay、AndroidAutoに対応し、インフォテインメント環境が大きく向上している。

2022年型アルピーヌ A110 諸元表.pdf ダウンロード価格

エアロ装備の限定車「アルピーヌA110 Sアセンション」

改良モデルの発表に合わせ、新型アルピーヌA110 Sに、さらにダウンフォースを与えて高速安定性と最高速度を高めるエアロキット、それに強大なグリップ力を持つセミスリックタイヤ、専用の内装トリムを装備した30台の限定モデル「アルピーヌA110 S アセンション」の受注も2月10日に開始する。

アルピーヌA110 S アセンションは、カーボン製フロントスプリッター、カーボン製リヤスポイラー、エクステンデッド アンダーパネルで構成されるエアロキットを標準装備し、フロントで60kg、リヤで81kgの追加のダウンフォースを発生させ、高速域での走行安定性を向上。

また、このエアロキットの空気抵抗低減効果により、最高速度が新型アルピーヌA110 Sの260km/hに対し275km/hに向上させている。装着されるタイヤは、前215/40R18、後245/40R18サイズの、強大なグリップ力を持つセミスリックタイヤのミシュラン パイロットスポーツ カップ2というサーキット走行向けの装備となっている。

これらの装備により、クローズドコースにおける高速コーナーでの安定性と、加速時、ブレーキング時の安定性も向上し、新型アルピーヌA110 Sの性能を最大限に引き出しながらハイスピードドライブを楽しむことができる。

インテリアは、スーパースポーツモデルにふさわしく、アルミ、カーボン、マイクロファイバーを使用した、レーシーなデザインでまとめられている。

Sabelt製軽量モノコックバケットシート、ダッシュボード、ステアリング、ルーフトリムはマイクロ ファイバーで統一され、トリム全体にオレンジ色ステッチの採用をはじめ、オレンジのシートベルトが特別なモデルであることを表現している。また特別な装備として、新型アルピーヌA110 S アセンションには、運転席、助手席ともに6点式レーシングハーネスを取り付けることができるハーネスアダプターも装備されている。

なおボディカラー別の設定台数は、ブルーアルピーヌMが15台、オランジュ フーM/ノワール プロフォンMは15台となっている。

また販売方法は、2月10日(木)11:00から、アルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイト内専用申込ページ、またはアルピーヌ正規販売店で購入申込みを受付ける。

購入申し込みWEBサイト:https://www.alpinecars.jp/

価格

アルピーヌ販売網の拡充

アルピーヌ販売店の新形態店「アルピーヌポイント」4店舗を、2022年5月末頃から順次オープンする。新たにオープンするアルピーヌポイントは札幌、水戸、平塚、枚方で、いずれも既存のルノー販売店に併設される。

アルピーヌポイントのオープンに合わせ、既存のアルピーヌ販売店15店舗は、アルピーヌセンターへと店舗名称を改称。この結果、アルピーヌ販売店は、アルピーヌセンター15店舗、アルピーヌポイント4店舗の合計19店舗とネットワークを拡充している。

アルピーヌ 関連記事
アルピーヌ・ジャポン 公式サイト

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