トヨタの小型大衆車「パブリカ」に追加されたスポーティなファストバックモデルが初代「パブリカスターレット」だ。以降5代目、1999年まで続くスターレットの型式は、すべて「KP▲○」、「EP●△」となるが、この「P」が、初代パブリカスターレットの頭文字「P」から取られているという。
初代スターレットってどんなクルマ?
1973年4月11日に発表、発売。パブリカシリーズに登場した上級版・スポーティイメージの初代スターレット。この車種は「パブリカ スターレット」と、パブリカの冠が付くが、ボディはパブリカよりも一回り大きい。
クーペタイプのボディは、ロングノーズ/ファストバックのモダンなプロポーションで、3種類のエクステリア、5種類のインテリア・・・など、内外装やエンジンなどの仕様をユーザーの好みに合わせて選択できる「フリーチョイスシステム」を採用していた。これは、当時のセリカで採用されたシステムで、セリカよりも選択肢は少なかったものの、好評を得た。
搭載エンジンは、パブリカと同じ1リッター2K型直4OHV/1.2リッター3K型(3K/3K-B/3K-BR)直4OHV。
生産工場は豊田自動織機/ダイハツ工業、販売会社はトヨタオート店(当時、パブリカはトヨタカローラ店での販売だった)。
軽量コンパクトなボディで、レースをはじめラリー、ジムカーナなどモータースポーツシーンで幅広く活躍している。当時は日産サニー(B110)/ホンダシビック(SB1)らのライバル車種と、いろいろなカテゴリーで熾烈なバトルが繰り広げられた。
クーペ発売後、半年が経った1973年10月には4ドアセダンが追加されている。1976年にはマイナーチェンジを行うが、同年施行された「昭和51年自動車排出ガス規制」をクリアしたのが3K-Uエンジンだけとなり、グレード整理が行われた。このマイナーチェンジを機に、「フリーチョイスシステム」は終了した。
1978年2月に2代目に変更、この際にパブリカの冠が取れ、「スターレット」の名前になった。2代目からは、初代のクーペスタイルから2ボックスのハッチバックに変更。以降、3代目から5代目スターレットにターボエンジン搭載車を設定するなど、ホットハッチブームをけん引していく。
車両価格(東京)
1000cc2K型+4速MT+外装XT+内装D=49万8000円
1200cc3K型+4速MT+外装XT+内装L=55万3000円
1200cc3K-BR型+5速MT+外装ST+内装G=62万8000円
1200cc3K-B型+5速MT+外装SR+内装R=58万5000円
初代スターレットの主要諸元(SR【KP47-MXBR】)
全長×全幅×全高:3790×1530×1315mm
ホイールベース:2265mm
乗車定員:5名
車両重量:740kg
エンジン:3K-BR 1166cc直4OHV
最高出力:74ps 最大トルク:9.5kgm
トランスミッション:5速MT
最高速度:160km/h
1973年(昭和48年)には何があった?
ニュース
○オイルショック
○ノストラダムスの大予言が流行
○オセロゲーム(ツクダオリジナル)発売
ヒット曲
○女のみち 宮史郎とぴんからトリオ
○女のねがい 宮史郎とぴんからトリオ
○学生街の喫茶店 ガロ
○喝采 ちあきなおみ
○危険なふたり 沢田研二
[ アルバムはオリジナルサイトでご覧ください ]
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