2024年もグランフロント大阪 うめきた広場で「EV&SDGsフェア」が開催された。今回は土日の2days開催、さらに試乗会も実施するなど、時勢に合わせてパワーアップを続けている。国内外の最新電気自動車が一堂に集結した、モーターマガジン社主催のイベント。ここではそのレポートを詳しくお届けしよう。
今回で5回目となるEV&SDGsフェア。開催地は3年連続のグランフロント大阪
これまで大阪で2回、千葉で1回、東京で1回開催してきた「EV&SDGsフェア(実行委員長 千葉知充 モーターマガジン社)」。5回目となる今回の開催地は3年連続となる「グランフロント大阪 うめきた広場」だ。
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このイベントではBEVからFVEV、さらにHEVから電動バイク&スクーターまで、数多くのエレクトリックヴィークル(EV)が一堂に会し、触れて、体験できることが魅力である。
これまで以上の盛り上がりを見せた今回のイベントでは、例年の土曜1日開催から土日2日間開催へとアップデート。さらに大阪では初となるBEV試乗会が開催されたのもトピックだ。実行委員会とこもだきよし氏によってコース設定された試乗会では、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)のジャーナリストたちが助手席に同乗してBEVの魅力を解説してくれるという非常に貴重なコンテンツも含まれた。
メイン会場に集まった19台のクルマたち。メインステージも盛り上がった
メイン会場には19台の四輪車と2台の電動自転車、3台の電動キックボードが集まり、なかには一般初公開の新型車両も展示されるなど話題性に富んだラインナップとなった。その最新モデルたちをひと目見ようと、開場前から行列ができるほどの賑わいだった。
加えて、電動自転車やキックボードの試乗、SDGsを体感できる「間伐材うちわ製作」「eスポーツ」のほか、パワーエックスによる急速充電体験などの“体験”コンテンツを実施。多くの人に実際に触れて楽しんでもらえるのも、このイベントの大きな魅力である。
メインステージはFM802の人気DJ、大抜卓人氏がMCを務め、メーカーやインポーターを招いて展示車両の魅力や、ブランドが目指すSDGsへの取り組みについて語ってもらうスペシャルトークショーが開催された。またクイズ大会も催され、正解者には特別な景品が用意されるなど参加者にとって有意義な時間となった。
このメインステージ、2日間ともフィナーレには大阪公立大学の橋爪紳也特別教授が登壇し、まちづくりのスペシャリストの立場から「EVと暮らす未来」を語ってくれた。今回はイベント開催に際してフォーラムも実施したが、こうした貴重な話を気軽に聞くことができるのもEV&SDGsフェアならではである。
年々パワーアップしているEV&SDGsフェア。次回もお楽しみに!
カーボンニュートラル社会の実現に向けてクルマがどのように貢献できるのか、というテーマで開催を続けているEV&SDGsフェア。今回も大盛況のうちに幕を閉じた。次回もお楽しみに!
(写真:坂本未来)
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