先日、ニコ・ヒュルケンベルグが来季からザウバーへと移籍することが発表された。ザウバーはアウディの買収を受け、次世代レギュレーションがF1に導入される2026年からアウディのワークスチームとしてグリッドに並ぶことが決まっている。
ヒュルケンベルグは2024年限りで現在のハースを離れることとなったが、チーム代表の小松礼雄はヒュルケンベルグをチームに引き留めようと「戦っていた」という。
■ザウバー代表、サインツJr.との契約交渉を認める。しかし「まだまだ時間はある。ボッタスや周も含めて話をしている」
ヒュルケンベルグは2019年に一度F1レギュラーシートを失ったものの、スーパーサブとして度々代役参戦を果たし、腕が錆びついていないことを顕示。そして2022年にハースからF1復帰を果たした。
今季ヒュルケンベルグは開幕5戦中3戦で入賞。RBとのコンストラクターズランキング6位争いに大きく貢献している。
2024年シーズンからギュンター・シュタイナーに代わってチーム代表に就任した小松も、ヒュルケンベルグのパフォーマンスを高く評価しており、2025年もチームに残留してほしいと考えていたようだ。
小松代表は引き留めようとしたか? とSky Germanyに尋ねられたヒュルケンベルグは次のように語った。
「彼はそうしてくれたし、彼は良くやっていると思う」
「彼は今年のはじめに、新しいチーム代表として本当に深いところに放り込まれたんだ。いきなりね」
「2月には生まれて初めてドライバー契約を扱うことになった。それもスペシャルなことだし、まず知ってみなければいけないことがいくつかある。彼は本当に上手くやっていると思うよ」
「発表まで、彼との仕事は素晴らしいモノだった。調整という意味でもね」
「数週間前、彼とは率直に話をしたんだ。良いダイナミズムがあって、決断は遅かれ早かれ下されるはずだとね。彼は(引き留めようと)戦い、全てを提示してくれた。僕にとっても、簡単な決断じゃなかった。すでに少し考えたよ」
「ハースは僕のF1復帰を実現してくれたチームだ。でも結局のところ、僕個人にとっては、アウディへ移籍する方がスポーツ的に有利なんだ」
またハースは中国GP、マイアミGP、そしてエミリア・ロマーニャGPと段階的にアップデートを投入するが、移籍が決定したからといってチーム内で投入タイミングの優劣がつけられることはないとヒュルケンベルグは考えている。
チームメイトのケビン・マグヌッセンが先にアップデートパーツを手にしているのか? と訊かれたヒュルケンベルグは次のように答えた。
「それはないと思う。これからもフェアで良い関係が続くと思う。チームも僕も、できるだけ良い形でシーズンを終えたい」
「他の中団チームに全て勝つことを目指したいし、今の状況を考えれば、それが全く非現実的だとは思わない。チームとして正しい方向に向かって努力を続けるつもりだ」
ただ、今後2~4ヵ月の間にハースのマシン開発から距離を置くことになるとヒュルケンベルグは語った。
「間違いなく、いつかはそうなる。2~4ヵ月中にはそうなると思う」とヒュルケンベルグは言う。
「来年はマシンが大きく変わることはないだろうから、隠されるような秘密事項はないと思う。それに関してはリラックスしているよ」
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