レッドブルとの提携初戦で結果を残したホンダF1は、次なる目標である優勝を、夏休み前までに達成することを目指しているようだ。
2019シーズンからレッドブルとトロロッソにパワーユニット(PU)を供給しているホンダ。その成果は早速現れ、開幕戦オーストラリアGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3位を獲得した。これはホンダにとって、2015年にF1復帰してから初、2008年イギリスGP以来の表彰台となった。
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次に目指すは、ホンダにとって2006年ハンガリーGP以来となる優勝だ。
4月からホンダのF1マネージングディレクターとなる山本雅史(現モータースポーツ部長)は、オーストラリアGPの週末中、motorsport.comに次のように語った。
「今年は私たちにとって、とても重要な年です。なぜなら、ハイブリッド時代に入って初めて2チームにPUを供給し始めたからです」
「今、ホンダは優勝に向けて何ができるか、それを表現しようとしている状況にあります」
「私たちは、それが実現することを望んでいます。夏ごろまでに、うまくいくことを願っています。優勝に向けて、自分たちの哲学を示すチャンスがあるのです」
レッドブルは昨年、ルノーPUでモナコGP優勝を果たしている。それを踏まえれば、モナコGPはレッドブル・ホンダにとって大きなチャンスとなるはずだ。
その他にも、昨年トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー(現レッドブル)が4位を獲得したバーレーンGPや、夏休み前最後のレースであるハンガリーGPも、好結果を残すチャンスがあると考えられる。
レッドブルは、2018シーズンに記録した4勝に匹敵するか、それを超える結果を望んでいるとコメントしているが、ホンダは特定の目標を設定することを避けた。
「私たちは、あまり期待をしないようにしているわけではありません」と山本部長は話した。
「しかしレースで重要なのは結果です。結果が全てなんです。私たちは技術とパフォーマンスを磨いて、レースに臨まなければいけません」
また山本部長は「PUとしてまだフェラーリやメルセデスのレベルには達していないというのが、私たちの正直なフィーリングです」と付け加えた。
「私たちは、(今のレベルを)超えなければいけません」
ホンダはレッドブルとの初勝利を狙うだけでなく、トロロッソが中団争いをリードすることも狙っている。
「両チームの目標は異なります」
「レッドブルに関して言えば、彼らはトップチームの一角です。ドライバー、マネジメントそしてシャシー、全てが素晴らしい。だから、私たちホンダも素晴らしいエンジンを作る必要があります」
「それができれば、レッドブルと優勝するための道を歩むことができると思います。それが私たちがやるべきことです」
「トロロッソに関しては、昨年すでに関係を築いています」
「私たちは、まだ発展の途上にあると思います。トロロッソと表彰台やそれに近づくことで、その進歩を示すことができます」
「チームごとに、方向や目標は異なるのです」
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