現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 『マクラーレン600LT』が早くも日本上陸。価格は2999万9000円から

ここから本文です

『マクラーレン600LT』が早くも日本上陸。価格は2999万9000円から

掲載 更新
『マクラーレン600LT』が早くも日本上陸。価格は2999万9000円から

 6月末に本国で発表されたばかりのブランニューモデル『マクラーレン600LT』が早くも日本に上陸。7月30日に東京でアジア・パシフィック・プレミアが開催され、同ブランドの展開するスポーツシリーズで、最も軽く、最もパワフルで、最も速いモデルとしてラインナップに加わることとなった。

 この新型『マクラーレン600LT』は、同社のスポーツシリーズ、スーパーシリーズ、そしてアルティメットシリーズの3つのラインのうち、すでに高い評価を受けているスーパーシリーズの570Sをベースに、マクラーレン伝統の名称である“LT(ロングテール)”の新たな章を継ぐモデルとして誕生した。

フォルクスワーゲン、2019年販売終了の『ザ・ビートル』向け新アクセサリーを発売

 その心臓部には、現行モデルで実績を重ね続けている最高出力600馬力、最大トルク620Nmを発生するM838TE型、3.8リッターのV8直噴ツインターボを搭載。トラックモードを備えた7速のツインクラッチ式ギヤボックスを組み合わせている。

 ボディシェルには、マクラーレン独自の"カーボンモノセル2"と呼ばれる炭素繊維とアルミニウムの複合シェルが採用され、足回りには前後ダブルウィッシュボーンにアダプティブダンパーと、フロント390mm、リヤ380mmのカーボンセラミックディスクを採用。乾燥重量で1247kgのボディを支えるフロント225/35/R19、リヤ285/35/R20のピレリP-ZEROトロフェオRとともに、0-100km/h加速2.9秒のパフォーマンスを誇っている。

 先日イギリスで開催された2018年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでのワールドプレミアを経て、わずか2週間のインターバルで日本上陸となったこのモデル。本国イギリス以外では初の公開となり、マクラーレンにとって日本市場がいかに重要かを示すものだと説明するのは、マクラーレン・オートモーティブ日本支社代表の正本嘉宏氏。

「日本はスポーツシリーズの市場としては世界で3番目に大きく、重要なマーケットであることが証明されています。2017年の総受注台数は前年比で78%増加しており、世界的な販売網強化の戦略に沿って、新たにマクラーレン麻布をオープンします」

 同じく発表会の席上で同モデルの概要を語ったコマーシャルオペレーション・ディレクターのアレックス・ロングは、このモデルがスポーツシリーズ最強のモデルだと強調した。

「マクラーレン600LTは、20年ぶりに復活したLT、ロングテールの名を冠した4番目のマクラーレンであり、スポーツシリーズとしてはLTの名を持つ初のモデルです。究極の一体感を提供するためあらゆる領域が極限まで研ぎ澄まされ、まさに公道に放たれたレーシング・アニマルといえるでしょう」

「その比類なくパフォーマンスを維持するため、同モデルは生産期間を12ヶ月と厳密に限定しており、その生産台数にも限りがあります」

 また、先のグッドウッドの会場では2025年までに派生モデルを含め18の新規車種を導入するという『Track25』のプランを発表。合わせて全ラインナップを100%ハイブリッド化する計画も明かしている。

 この『マクラーレン600LT』の日本市場での価格は、2999万9000円となっている。
オフィシャルウェブサイト:http://jp.cars.mclaren.com

こんな記事も読まれています

WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
AUTOCAR JAPAN
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
Auto Messe Web
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
AUTOCAR JAPAN
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
AUTOCAR JAPAN
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
乗りものニュース
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
VAGUE

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村