2024年に注目を集めたホットな1台
ヒョンデ・アイオニック5Nは、2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベストカーに入るなど、2024年に注目を集めた文字通りホットな1台だ。
【画像】非日常を感じることができた『ヒョンデ・アイオニック5Nファーストエディション・オーナーズデイ』の模様 全42枚
BEVであるアイオニック5のハイスペックバージョンとして、ニュルブルクリンクとヒョンデのテストコースがあるナムヤン(南陽)の『N』を冠したモデルを開発。単にスペックを向上させただけでなく、疑似的にエキゾーストノートを作りだしたり、10秒パワーアップするNブーストボタンを設置したり、とにかく開発者が楽しんで作った雰囲気が伝わってきて、楽しすぎて思わず爆笑してしまったという話は以前のレポートでも書かせて頂いた。
今回は11月16日に千葉県南房総にある『THE MAGARIGAWA CLUB』と呼ばれる会員制ドライビングクラブの施設で開催された、『ヒョンデ・アイオニック5Nファーストエディション・オーナーズデイ』を取材させて頂くことになった。
ファーストエディションは発売当初に用意された50台の限定車で、専用パーツを装着するうえになんと、国内イベント、そしてニュルブルクリンクでの開催イベントに招待するという特典がついていたのである。今回はその前者イベントで、参加費は購入費用に含まれているというわけである。
今日は非日常を味わってほしい
当日の流れを簡単にご紹介しよう。土曜日ということもあり、遅めの11時にイベントがスタート。まずはヒョンデ・モビリティ・ジャパンのマネージングダイレクター七五三木敏幸氏が、アイオニック5Nが日常と非日常を両立できるクルマであり、今日は非日常を味わってほしいと挨拶。続いて商品担当の佐藤健氏が、Nの変遷について詳しく説明。参加者も感心しながら聞いていた。
この日のインストラクターは、加藤正将選手、安岡秀徒選手、人見俊一選手、佐藤万璃音選手、三浦愛選手、奥住慈英選手という現役レーシングドライバー6名が担当。参加車が約20台だから、かなり手厚い対応といえる。その紹介ののち、ランチタチムに突入した。
THE MAGARIGAWA CLUBは、レストランなどのホスピタリティを日光金谷ホテルがプロデュースしており、この日のランチビュッフェも文字通りひと味違うもので、参加者も大いに満足したようだ。
午後の走行プログラムは、インストラクターがドライブする5Nに同乗する『サーキットタクシー』、0-400m加速を計測する『ドラッグレース』、高速コーナリングを体験する『ジャイアントコーナリング』の3つからなり、全体を3グループに分けて、順番を入れ替えながら進行していった。
そして終了後は、5ラップのフルサーキット走行だ。インストラクターの先導車付きではあるが、日常では決して体験するこのできないアイオニック5Nの非日常を味わったのである。
5Nをもっと好きになって欲しい
全プログラムが無事に終了し、ドラッグレースの表彰が行われた。するとトップの参加者がマークした9.544秒は何と、ポルシェ918スパイダーが持つ0-400m加速タイム9.7秒を上回るもの(!)。元々BEVは0からの加速を得意とするが、一般のドライバーがこのタイムをマークするとは、アイオニック5N、恐るべしである。
その後、加藤選手と安岡選手による振り返りがあった。加藤選手が「タクシーでは驚かれている方が多かったです。見た目はスーパーカーじゃないのに、こんなに走るというのがわかって頂けた」とコメントすると、「Nブーストはブレーキが間に合わないほどで驚きました。低重心で、フロントとリアが同時に滑るからバランスがいいですね。相当味わいが深く、ハイレベルなエンジニアリングをやられているのだと思いました」と付け加えた。
また加藤選手は「5Nはサーキットで十分通用するスペックです。今日は思いっきり5Nの性能を引き出せるプログラムでした。5Nをもっと好きになって頂ければ」ともコメント。安岡選手も「プロの目線で見ても、相当よくできています。このよさをせひ広めて頂きたいですね」と5Nの性能に感心していた。
さらにニュルブルクリンクでのイベントについて説明があり、参加者の期待も高まったところでイベントは幕を閉じた。加藤選手がコメントしていたように、プログラムはアイオニック5Nの非日常をたっぷりと楽しめるもので、購入したことの喜びが増したのではないだろうか。
なお次回は、新しいレポート車である『ヒョンデ・コナ』をご紹介する予定。いろいろな角度でレポートしていくので、楽しみにして頂きたい。
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