この記事をまとめると
■アパレルブランドの「モンクレール」がGクラスとコラボ
お金持ちがみんなメルセデス・ベンツGクラスに乗るのはナゼ? 直撃したら「そりゃ選ぶよ」の納得の理由ばかりだった
■ロンドンで開催されたファッションショーで「プロジェクト モンドG」をお披露目
■「プロジェクト モンドG」はボディとタイヤをダウンで覆った衝撃的な姿が話題
モンクレールとメルセデス・ベンツのコラボ
昭和オヤジにとって、ダウンジャケットでおなじみの「モンクレール」の躍進ほど謎なことはありません。その昔はスキーヤーとか山登りユーザー向けの「体育会系」あるいは「ちょっとアセ臭い」ブランドだったはずのに、いつの間にかGクラスとコラボしてファッションショーに出ているのです。ダウンジャケットとゲレンデヴァーゲン、一見すると奇妙な取り合わせですが、実車を見るとなんだか説得力もあるのです。
モンクレールは前述のとおり、いまをときめくアパレルブランド。彼らが、ロンドンで開催されたファッションウィークの目玉に作り上げたのが「プロジェクト モンドG」と名付けたアートピース。ご覧のとおり、ゲレンデヴァーゲンに同社のダウンジャケットを着せちゃってます(笑)。これまでも、Gクラスはさまざまなパートナーとのカスタムプロジェクトによって変わり種が作られてきましたが、モンドGのインパクトは群を抜いたものではないでしょうか。
ルーフラインからボディサイド、そしてリヤエンドまで覆うダウンパートはクルマのスケールに合わせてひとつのセルが大型化されています。また、ダウンのボリュームを拡大したことで、クロカンらしいハイルーフを形作っているのも、モンクレールらしい「リッチな温かさ」を見事に演出。
ちなみに、モンクレールはダウン素材のなかでもとりわけ希少なグースのうぶ毛を使用することでも有名。モンドGのダウンもグースかどうかは公表されていませんが、高級路線を気取る彼らのことですから、「もちろんグースだよ、ムッシュ」とハナで笑われそうです。
さらに、タイヤもダウンで巻かれているのですが、このデフォルメも「なんとなく実車にありそう」なサイズとなっているのが憎らしいポイント。ハブキャリアからモンドG専用のパーツに変更されているとはいえ、あくまでアート作品なので走行は難しそう。シルキーな光沢のある素材を見れば、月面探査みたいなイメージ写真の意図も伝わります。乗り心地もよさそうですしね(笑)。
一般人にはわからない超センスが炸裂
また、エンジンルームから生えたシュノーケルや、ウェザリングペイントが施されたボディといったリアルなカスタムがそうしたイメージを増幅させていること、クルマ好きの皆さまなら先刻ご承知かと。
なお、サイズは全長4.6m×全幅3.4m(タイヤ含む)×全高2.8mで、重量は2.5トンといいますから重量増は最低限。さすが、軽量なダウン素材を使った甲斐があるというものでしょう。走れないわりに、こういうこだわりを発表するところ、モンクレールのセンスというか茶目っ気を感じて微笑ましいもの。
なお、ご丁寧なことにルーフトップのダウンにはモンクレールのエンブレム付きジッパーまで装着されています。これがなくても、モンドGはどこが作ったかわかりやすいと思うのですが、やっぱり高級ブランドらしい目印がないと、顧客は納得しないのでしょう。
昭和オヤジには到底わかりえないセンスですが、モンクレールからは「そんな人には買ってもらわなくて結構、むしろわかってもらっちゃ困る」と挑まれているような気もします(笑)。
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