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最新SUVがアメ車に大変身!? ミツオカ新型「バディ」はトヨタ「RAV4」とどう違う?

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最新SUVがアメ車に大変身!? ミツオカ新型「バディ」はトヨタ「RAV4」とどう違う?

■新型「バディ」は全18色のボディカラーを設定

 ミツオカは2020年11月26日、同社のラインナップで初となるSUVとして新型「バディ」を発表しました。出荷開始は、2021年6月を予定しています。

【画像】爆売れなるか!? ミツオカ初SUV 新型「バディ」を見る(35枚)

 同車は、ミツオカが得意とする「パイクカー」の最新作で、ベースはトヨタのSUV「RAV4」です。新型バディとRAV4にはいったいどのような違いがあるのか、比較していきます。

 パイクカーの「パイク(pike)」とは「槍」を意味する言葉で、先鋭的なデザインや、レトロ調なデザインなど、尖った個性を持つクルマたちが、パイクカーと総称されることがあります。

 今回、発表された新型バディは、RAV4のフロントとリアのデザインに大きく手が加えられたほか、内装にも独自性が見られます。

 新型バディのフロントフェイスは、タテ目角型の2灯ヘッドライトや大型メッキフロントグリルが特徴。ボンネットのプレスラインも直線的なデザインとなっており、近年SUVでも多く見られる流線型のデザインとは一線を画したシルエットです。

 また、横から見るとフロントグリル下部よりも上部の方が前に突き出している逆スラントノーズを採用していることもわかります。

 リアは、縦型テールランプとメッキバンパー、そして「MITSUOKA」の文字が記された大型パネルで、存在感のあるスタイルを実現。

 テールゲート左側には「Buddy」のロゴが配されます。ハイブリッド仕様には、テールゲート右側にトヨタのハイブリッド車と共通のバッジも装着されました。

 ボディカラーも非常に豊富で、6色の標準モノトーンカラーに加え、6色のオプションモノトーンカラー、さらに6色のオプション2トーンカラーの、全18色が設定されています。

 またサイズやホイールのデザインが異なるタイヤ&アルミホイールのセットも用意され、なかにはBF Goodrich オールテレーンT/A(225/70R16)&ディーンクロスカントリー製アルミホイールの組み合わせの設定もあり、新型バディのスタイリングを足まわりから引き締めます。

 一方、RAV4の外観を見ると、フロントフェイスはツリ目のヘッドライトと台形のフロントグリルが特徴。

 オフロードイメージが強調された「Adventure」グレードでは六角形の専用フロントグリルが採用されたほか、外観デザインの随所に多角形のモチーフが取り入れられているのが印象的です。テールランプは横型タイプが採用されています。

 ちなみに、RAV4のアプローチアングルは17.5度から18度ですが、新型バディのアプローチアングルは16.5度から17度に変化しています。

■スマートフォン連携や衝突被害軽減ブレーキにも対応!

 新型バディの内装に関して、基本となるデザインはRAV4に準じています。

 RAV4の内装は、低く設計することで圧迫感を抑えたインストルメントパネルにより、優れた前方視界を確保。また、ドアミラー取付位置の最適化や、三角窓の設置により、死角の低減にも配慮されています。

 また、インストルメントパネル中央には、ディスプレイオーディオを全車標準装備。

 AM/FMチューナーやBluetooth、USB入力に対応するほか、SDL、Apple CarPlay、Android Autoといったスマートフォン連携にも対応。新型バディでもこれにほぼ準じた機能が利用できます(T-connect機能のみ、新型バディでは利用不可)。

 一方、新型バディの内装における独自性としては、オプションの専用レザーシート&トリムセットが挙げられます。

 特徴は、ボディカラーとの内装のカラーコーディネートがおこなえることで、シート中央部のラインやステッチ、ドアトリム上部が、それぞれのボディカラーの近似色で統一されます。設定される全18色すべてのボディカラーに対応しました。

 なお新型バディに搭載されるエンジン(2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッド)や装備などは、基本的にRAV4に準拠されました。

 駆動方式は、2WDと4WD(ハイブリッド車は電気式4WD)が設定されます。ガソリン車はグレードによって4WDシステムが異なり、「20LX」は走行状況に応じ前後トルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御するダイナミックトルクベクタリング4WDが搭載されています。

 RAV4には、プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)やレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールなどで構成される「トヨタセーフティセンス」が搭載されていますが、新型バディでも同様の装備を搭載。

プリクラッシュセーフティは歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼)の検知にも対応したミリ波レーダー+単眼カメラ方式が採用されているなど、予防安全性能にも優れています。

※ ※ ※

 RAV4の価格(消費税込、以下同様)は274万3000円から402万9000円です。一方、新型バディの価格は469万7000円から589万9300円に設定されています。

 最新装備を搭載したSUVでありながら、唯一無二のスタイルを楽しめるという点が、新型バディの魅力といえるでしょう。

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みんなのコメント

9件
  • まぁ高いのは車の性質上しょうがないとして、自分のような天邪鬼にはツボなんだよね。
    でも、万が一すれ違ったり、頻繁に見かけようものなら、いっきに熱が冷めるとは思うけど・・・
  • アメリカで販売すると日本より売れるかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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