FIAは、F1チームが再審請求をするプログラムを厳格化するため、レギュレーションを変更しようとしているようだ。
先日のアメリカGPでは、ライバルたちがトラックリミット違反をしていたにも関わらずペナルティを受けなかったとして、ハースが再審請求を行なった。しかし彼らが提出した証拠の新規性が認められず、請求は却下された。
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再審請求プロセスの変更は、以前から検討されていたようだ。ただハースの一件で、再審請求がこれまでよりも一般的になっているという事実が浮き彫りとなり、FIAはチームに再審請求についてもっとよく考えることを望んでいるようだ。
ハースの例に加え、今年はアストンマーチン(サウジアラビア)、フェラーリ(オーストラリア)、マクラーレン(オーストリア)からも申請が出されている。
変更の内容は、各イベント終了後から再審請求を受け付ける期間が現在の14日間から4日間に、つまり96時間に短縮されるようだ。また現在手続きは無料だが、有料化されるようだ。
FIAは現在、12月の年次総会での承認を待って、2024年に向けて国際スポーツ規約と独自の司法規則の両方を微調整する意向だ。この変更はF1だけでなく、すべてのFIA競技会に適用される。
当初、審査請求権には期限がなかったため、チームは理論上、数ヵ月前に行なわれたレースの結果に異議を唱えることができた。その後、この期限は14日間に変更された。ハースは今回、証拠を収集するためにこの期限をフルに活用した。
期限が96時間に変更された後も、例外的にスチュワードはこの期限を120時間まで延長することができるという。
再審請求のコストに相当する手数料(現在F1の場合は6000ユーロ/約97万円)も導入される。この手数料は、請求がスチュワードによって支持された場合にのみ返金される。
また、チームによる異議申し立ての制度も変更される予定だ。現在は、チームが異議申し立ての意思表示を提出すると、96時間の猶予が与えられ、その間に正式な不服申し立てで問題を追及するかどうかを決めることができる。
現在のシステムの問題点は、申し立ての意思表示によりペナルティを一時停止できることだ。
そのためグリッドペナルティを受けたドライバーが、申し立てを行なうことで元のグリッドからレースを戦い、それから申し立てを撤回することもできる。
今後はたとえ申し立てが撤回されたとしても、問題は国際控訴裁判所に付託され、手続きによってチームがアドバンテージを得たとみなされた場合には、改めて当該チームがペナルティを受ける可能性がある。
また現在はチームが実際に異議申し立てを進めなければ手数料は発生しないが、今後は異議申し立ての意思表示とともに、その手数料を前払いしなければならない。
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