■人気復活なるか!? 続々登場するオシャレなセダンたち
現在、日本ではセダン人気が低迷している状況ですが、2018年6月にトヨタ「クラウン」、2019年9月に「カローラ」が全面刷新、2019年7月に日産「スカイライン」がマイナーチェンジ、そして2020年にはホンダ「アコード」が発売予定と、セダン市場が一気に活性化してきました。
ちょいワルオヤジに乗って欲しい! シブくてナウい国産セダン3選
さらに2019年12月に日産「フーガ」と「シーマ」が改良されるなど、セダンに順風が吹いている状況です。
そこで、現在販売中の国産セダンのなかから、スタイリッシュかつパワフルなイケてるモデル3車種をピックアップして紹介します。
●トヨタ「クラウン」
2018年にデビューした15代目クラウンは、トヨタ初のコネクテッドカーとして、先進装備の充実が一気に加速したモデルです。
装備が進化する一方で、ボディサイズは全長4910mm×全幅1800mm×全高1455mmと、昨今大型化が進んでいる国産車のなかで全幅は1800mmを超えず、日本の道路環境に根ざしたクルマとなっています。
また、ドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」で走行テストを重ねたことで、スポーティかつ安全な走りを実現。
新生クラウンは走りを重視したコンセプトとした方向性を示していますが、外観も新たな試みがおこなわれました。
フロントグリルは先代のイメージを踏襲していますが、サイドビューではクラウン初となる「6ライトウインドウ」を採用。これは、前後ドアの窓に加えCピラー部にも窓を設置し、左右で6枚の窓があるということです。
このデザイン変更の結果、クーペのようなフォルムとなり、よりスポーティなイメージとなっています。
パワーユニットは、システム出力359馬力の3.5リッターV型6気筒エンジン+モーター、226馬力の2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド2種類と、245馬力の2リッター直列4気筒ターボエンジンがラインナップされています。
価格はベーシックモデルの「2.0B」が469万1500円。トップグレードの「3.5 G-Executive」が732万5000円です。
●「マツダ6」
2002年に、マツダ「カペラ」シリーズの後継として初代「アテンザ」が発売されました。ボディタイプは4ドアセダン、5ドアハッチバック、ステーションワゴンの3タイプで、欧州市場を意識したスポーティさがウリでした。
2012年に登場した3代目は、2代目までのイメージを一新する新デザインテーマの「魂動」と、新世代技術の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用したマツダのフラッグシップモデルとなります。
そして、2019年8月からはグローバルで車名を統一したことから、アテンザから「マツダ6」となりました。
ボディバリエーションはセダンとステーションワゴンで、ボディサイズは全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mm(セダン)と大柄ながら、この大きさを活かした流麗なボディラインが特徴です。
パワーユニットは、最高出力156馬力の2リッター直列4気筒自然吸気、190馬力の2.5リッター直列4気筒自然吸気、230馬力の2.5リッター直列4気筒ターボ、そして190馬力を発揮する2.2リッター直列4気筒ターボディーゼルをラインナップ。
さらに、ディーゼル車には6速MTが用意されるなど、同クラスのセダンとの差別化を図っています。
マツダ独自の車両姿勢制御技術である「Gベクタリング コントロール」や、「アダプティブLEDヘッドライト」、「スマートブレーキサポート」などの先進安全装備を標準で搭載していながら、ベーシックグレードの「20S」(2WD、6速AT)は289万3000円と、車格の割に比較的リーズナブルなのも特徴です。
なお、トップグレードの2.5リッターターボ車「25T Sパッケージ」は432万7500円です。
■なぜ改良した!? 日産の大型セダンがモデルチェンジ
●日産「フーガ」
初代日産「フーガ」は、日産の高級サルーンでVIPカーとしても人気のあった「セドリック/グロリア」の後継車として2004年にデビューしました。
2010年から2012年まで、フラッグシップの「シーマ」が生産を終了していた期間は、日産の最上位車種として君臨。優れたサスペンションセッティングや、滑らかなボディラインと上質なインテリアは、それまでの日産車とは一線を画すとまでいわれたほどです。
2009年に発売された現行モデルの2代目「フーガ」は、333馬力を発揮する3.7リッターV型6気筒エンジンと、225馬力の2.5リッターV型6気筒エンジン、306馬力の3.5リッターV型6気筒エンジン+68馬力のモーターでシステム最高出力364馬力と大パワーなハイブリッドをラインナップしています。
そして、発売から10年を経た2019年12月23日にシーマと共に仕様向上が発表されました。今回の仕様向上では、走行中に前方の車両や障害物、そして静止した歩行者も検知し、衝突被害の軽減や、追突の回避支援をおこなう「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を全車標準装備。
また「踏み間違い衝突防止アシスト」「ハイビームアシスト」などの先進安全機能も全車標準装備しました。
さらにフーガでは、2台前を走る車両を検知し、前方に潜む危険に対して注意を促す「インテリジェントFCW」や、クルマの発進、加速時に生じる過剰な燃費消費を抑制し、エコ運転をサポートする「ECOペダル」を全グレードに標準装備しています。
この改良によって、フーガは「サポカーSワイド」の対象になりました。またスカイラインと同様、エンブレムがインフィニティから日産に変更されました。
ボディサイズは全長4980mm×全幅1845mm×全高1500mm(370GT)と、かなりの大柄で、日産の最上級オーナーカーにふさわしい重厚感のある外観となっています。
フーガの価格は、ベーシックな2.5リッターの「250GT Aパッケージ」は446万3800円、最上級の「ハイブリッドVIP」が709万9400円です。
なお、新型「フーガ」の発売時期は公表されていませんが、近く発売とのことです。
※ ※ ※
かつてセダンはファミリーカーとしての役割を担っていました。いまではミニバンを筆頭に、SUVもファミリーカーです。
子育てがひと段落したファミリー層が、ミニバンからSUVに乗り換えるというケースが増え、SUV人気を支えているといいます。
一方で、ドライビングプレジャーという点では、SUVよりもセダンが勝っていますので、再びセダンへ乗り換えるというユーザーも一定数いますから、選択肢が増えればセダンの復権もあり得るのではないでしょうか。
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みんなのコメント
その点、6代目および7代目アコードに設定されたスポーツモデル「アコード・ユーロR』は、シビック・タイプRほど硬すぎず、しなやかな走りができた。
しかも、MT車しか設定しなかった潔さも好感が持てた。