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ジェンソン・バトン、IMSAプチ・ル・マンでポルシェ963をドライブ。ル・マンを共に戦ったロッケンフェラーと再タッグ

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ジェンソン・バトン、IMSAプチ・ル・マンでポルシェ963をドライブ。ル・マンを共に戦ったロッケンフェラーと再タッグ

 2009年のF1王者であるジェンソン・バトンは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最終戦プチ・ル・マン(ロード・アトランタ)で、ポルシェのLMDh車両である『963』をドライブすることになった。

 バトンはJDC-ミラー・モータースポーツの5号車を、マイク・ロッケンフェラーやティメン・ヴァン・デル・ヘルムとシェアすることになる。ロッケンフェラーとは共にNASCARマシンでル・マン24時間レースを戦って以来のタッグとなる。

■ジェンソン・バトン、2024年は新たなチャレンジへ? 「フルタイムでレースに出る準備ができている」

 バトンは、ミネソタ州を拠点とするポルシェのカスタマーチームに加わることになり、「とても興奮している」と語った。

「今年はNASCARのカップシリーズにも出ていて、そこで歯を食いしばるのがとても楽しいけれど、高いダウンフォースを備えたプロトタイプマシンの方が、僕にとっては快適なんだ」

「とは言え、ポルシェ963やIMSA、そしてロード・アトランタはすべてが僕にとって初体験だ。だからレース週末にチームメイトと共にこの3つに挑むのが待ちきれない」

「今年のル・マンでは”ロッキー”とコンビを組んだ。クルマやチームの開発に長けている彼は貴重な存在だ。また、彼は信じられないほど速いから、いつも助けになるよ!」

「ルーキーのティメン・ヴァン・デル・ヘルムとも一緒に仕事ができる。彼はシーズンを通してスピードと自信をつけてきているようなので、とても楽しみだ」



 バトンはスチュワート・ハース・レーシングのサポートのもと、リック・ウェア・レーシングの15号車フォード・マスタングを駆り、NASCARカップに3戦出走している。ベストフィニッシュはオースティンでの18位だが、シカゴ・ストリート・コースでは予選8番手に食い込んでいる。

 JDCミラー・モータースポーツは、ポルシェ963のカスタマーチームへのデリバリーが遅れた影響で、5月中旬のラグナセカから今季のIMSAを戦っているが、以降3度のトップ5フィニッシュを記録し、ワトキンスグレンとカナディアンタイヤ・モスポート・パークでは4位となっている。

 チーム代表のジョン・チャーチは、6月のワトキンスグレンでバトンをラインアップに加えたかったものの、スケジュールの影響で断念せざるを得なかったのだという。

「JDC-ミラー・モータースポーツは、ジェンソンがロード・アトランタでのシーズン最終戦にポルシェ963で参戦してくれることを光栄に思っている」

「ワトキンスグレンでロッキーとティメンとともに彼を走らせたかったのだが、多忙なジェンソンにはテレビ出演の予定があったため、残念ながら実現しなかった」

「実績が彼自身のことを物語っている。彼とロッキーはガレージ56のカマロの大規模な開発を通じて絆を深めたんだ」

「我々は、彼がすぐにチームに溶け込み、963でスピードを上げていってくれると確信している」

 ポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカの社長兼CEOであるフォルカー・ホルツマイヤーは、「ジェンソンがJDC-ミラー・モータースポーツに加わることは、ジョン・チャーチ、ジョン・ミラー、そしてチーム全体が作り上げたプログラムの証だ」と付け加えた。

「またそれは、IMSA GTPクラスの競争と関心の高さを物語っている」

「ロッキーとティメンは、ポルシェ963でプライベーターがいかに成功できるかを証明してきた。ジェンソンの加入はさらなる成功をもたらすはずだ」

 以前から、IMSAやWEC(世界耐久選手権)への挑戦に興味を示してきたバトン。彼が最上位クラスのプロトタイプカーをドライブするのは、かつてSMPレーシングのLMP1車両『BR1』でWECの2018-19年シーズンを4レース戦って以来となる。

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