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トヨタ「アルファード」 迫力顔採用の人気ミニバンは価格差400万円の多彩なグレード展開!

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トヨタ「アルファード」 迫力顔採用の人気ミニバンは価格差400万円の多彩なグレード展開!

■トヨタ「アルファード」 車内の快適性や安全性が優れた1台

 トヨタ「アルファード」は、同社を代表する高級ミニバンです。
 
 最近では、「いつかはアルファード」という憧れの存在とっているようですが、どのようなモデルなのでしょうか。

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 アルファードは高級感溢れる内外装に、まさに至れり尽くせりな機能や装備が充実した1台です。

 2002年に初代が誕生し、2度のフルモデルチェンジを経て、2015年には3代目となる現行が発売されています。

 現行アルファードの人気は高く、日本自動車販売協会連合会が公表している登録車販売台数のデータでは、2021年上半期に全体第3位を記録しており、ミニバンのなかでもっとも売れている1台となっています。

「いつかはアルファード」ともいわれるほど、ユーザーから憧れのモデルとされており、兄弟車である「ヴェルファイア」を大きく引き離すほどの人気ぶりです。

 かつてより人気のある両車ですが、以前までヴェルファイアほうが販売台数が多いモデルとなっていました。アルファードが形勢逆転したのは2018年になってからです。

 アルファードの人気がヒートアップした背景には、2017年2月のマイナーチェンジが挙げられます。このマイナーチェンジによって、両車のフロントデザインが一新されました。

 アルファードはグリルの縦幅が拡大され、ヘッドライトもシャープでキレのあるデザインに。以前に増して迫力のあるフロントフェイスとなり、俗にいう「オラオラ顔」へと変化しました。

 最近のミニバンでは力強いフロントデザインが人気で、2022年1月のデビューが予告されている新型「ノア」や新型「ヴォクシー」もこれまでのデザインから、アグレッシブな「オラオラ顔」へと変化しています。

 アルファードは、この「オラオラ顔」ブームの火付け役ともいえる存在となっており、2017年のマイナーチェンジ以降、「デザインが好き」というユーザーが増え、徐々に販売台数を拡大していきました。

 このように迫力のあるデザインや高級感ある内外装により、アルファードそのものがブランド化し、現在では年齢層が高い世代からも支持を集めて、個人需要だけでなくハイヤーや社用車としても幅広く活用されています。

 そんなアルファードは、ガソリン車(2.5リッター/3.5リッター)とハイブリッド車(2.5リッター+モーター)となり、駆動方式は2WDと4WD(ハイブリッド車はE-Four)を組み合わせています。

グレード展開も多彩で、エントリーグレードの「X」から最上級グレードの「HYBRID Executive Lounge S」までをラインナップ。

 とくに最上級グレードののHYBRID Executive Lounge Sは、その名の通り高級感溢れる1台となっています。

 7人乗り仕様の2列目には「エグゼクティブパワーシート」を搭載。ニールームが広く、リビングのようにゆとりのある空間になっています。

 シートや足を伸ばせるオットマンの稼働は、すべて電動でおこなうことができ、乗員がリラックスできるような居住性の良さが追求されています。

 また、グレードに限らず、コンセントは車内に3個から5個設置、ウイルス抑制や美肌、脱臭などにも効果を発揮する「ナノイー」を標準装備と、快適な車内を実現するあらゆる機能が搭載されています。

 さらに、すべてのグレードにトヨタの安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」も標準装備されています。

 一部のグレードではオプション追加が必要な機能もありますが、ペダルの踏み間違い時にブレーキを自動制御する「インテリジェントクリアランスソナー」や、前方車両の車速に合わせて追従する「アダプティブクルーズコントロール」といった基本的な安全機能は搭載済みです。

 このように、アルファードは車内の居住性はもちろん、乗員の安全も配慮された、まさに上質な1台であるといえるでしょう。

※ ※ ※

 アルファードはエントリーグレードのX(8人乗り仕様)が359万7000円、最上級グレードのHYBRID Executive Lounge S(7人乗り)が775万2000円となっており、その価格差は400万円以上です。

 安全機能や快適性を追求した高級ミニバンであることに変わりはありませんが、価格帯が広いことで、自身の予算にあったグレードを買い求めることができるのも販売台数を増やす要因となっているのかもしれません。

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