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レクサス新型「IS」は超絶進化! でも手が届かない人には中古車をオススメするワケ

掲載 更新 13
レクサス新型「IS」は超絶進化! でも手が届かない人には中古車をオススメするワケ

■日本参入時より存在しているISはレクサスを代表するスタンダードモデル

 コンパクトFRスポーツセダンの「IS」は、レクサスが2005年に日本市場に導入された際に、「GS」「SC」と共にブランドの3本柱として登場。
 
 この際、グローバルで展開される2代目が導入され、現行となる3代目は2013年から発売されており、2020年で7年目ということもあり、中古車市場ではお買い得なモデルも多いようです。

【画像】「新型IS」がスゴいよ! 進化の全貌を見る(35枚)

 2020年11月にビックマイナーチェンジを遂げたことで、再注目されているIS。このマイナーチェンジでは、より洗練されたデザインが採用されていることに加え、足回りの改良や、最新の安全技術が搭載されるなど、さらなる進化を遂げています。

 ISの年間販売台数を見てみると、2019年度は2050台と国内販売台数自体で非常に少ない印象を受けます。

 日本自動車販売協会連合会の調べによると、2020年5月度の販売台数は82台となります。月間販売台数の数字だけを見てみると、国内販売台数はかなり低いため、不人気車のように思うかもしれません。

 しかし、2019年度の世界販売台数は76万5330台を記録しているなど、世界全体ではレクサスは好調です。

 また、ISは主力市場である北米を中心に、ベストセラーカーとして評価されてきました。

 近年では、競合モデルに比べて多少古臭さが否めなかったため、販売台数は落ち込んでいましたが、2020年11月のマイナーチェンジで、さらに商品性を増しています。

 現行ISのボディサイズは、全長4710mm×全幅1840mm×全高1435mmと、マイナーチェンジによって前モデルよりもやや大きくなりました。大型のスピンドルグリルと吊り上がったヘッドライトが特徴的で、引き締まった印象を受けます。

 インテリアは、レクサスらしい本革シートが採用されていることに加え、先進的なタッチアップディスプレイが採用されており、質感の高さと最新システムが融合されている内装に仕上げられています。

 また、足回りには「スウィングバルブショックアブソーバー」が採用されています。これは、サスペンションの動き始めから最適な減衰力を発生し、ハンドルを切った際の反応の良さを残したまま、快適な乗り心地もキープしてくれるシステムです。

 ISのグレードは、3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載する「IS350」、2.5リッター直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせた「IS300h」、2.5リッター直列4気筒ターボエンジンの「IS300」の3種類があります。

 また、IS300hとIS300には、標準グレードに加え、より内装を豪華にした「version L」と、スポーツ仕様の「F SPORT」も設定。ちなみに、IS350は「F SPORT」のみ設定されています。

 駆動方式は、2WDとなりますが、IS300hのみ走行条件によってトランスミッションからの駆動トルクを適切に配分するAWDモデルが設定されています。

 ほかにも、ISには最新の「Lexus Safety System +」を搭載。従来までの単眼カメラ+ミリ波レーダーを使用した危機回避システムはそのままに、さらに対応領域の拡大や低速時加速抑制などの機能追加が実施され、より快適に安全運転ができるようになっています。

 ISの新車価格は、IS350が650万円、IS300hが526万円から642万円、IS300が480万円から555万円です。

■ISは中古車で狙い目? その傾向とは

 IS自体は、中古車市場に多く流通しています。

 もちろん中古車である以上、グレードや年式、程度によっても大きく異なりますが、なかには狙い目の個体もあるでしょう。

 中古車市場におけるISを見ると、レクサスブランドがスタートした2005年から2013年にかけて販売された2代目モデル(GSE2#型)と、2013年から現在の3代目モデル(ASE30/GSE3#/AVE3#型)があります。

 2代目のエントリーモデル「IS250」の最安値を探すと、走行距離10万キロを超える車両であれば、50万円以下で手に入ります。

 また、「IS350」となると、IS250よりおよそ10万円高くなる傾向があります。

 反対に、2012年モデルのIS250「F SPORT」になると、走行距離が5万キロ以下の車両は180万円以上で販売されています。

 2代目を見てみると、「IS250 version L」が走行距離10万キロ程で160万円程度、ハイブリッドモデルのIS300h」が走行距離10万キロ近くの個体で、170万円程度で販売されており、2013年から2015年にかけてのIS250とIS300hは同程度の値段が付けられている傾向にあります。

 ただし、2017年式の「IS300h F SPORT」になると、走行距離5万キロ程度の車両で400万円オーバー、2013年式だと270万円程度で販売されているため、新車から3年落ち未満だと一気に価格が高くなる傾向もあるようです。

※ ※ ※

 中古車市場では、ハイブリッドモデルが多いようです。また、走行距離より、年式による影響が大きく、走行距離が多くても年式が新しい車両は値段が高い車両が多くなります。

 さらに、比較的年式の新しいものでは、スポーティなデザインが特徴のF SPORTが多くなりますが、反対にノーマルグレードの個体はやや中古車価格が抑えられる傾向があるようです。これは狙い目といえるかもしれません。

 クルマは最新モデルが1番性能が良いのは当たり前ですが、比較的手が届きやすいのは中古車です。

 ISを狙うなら、中古車という選択肢もアリかもしれませんが、購入するのであればレクサスの認定中古車「LEXUS CPO」を手始めに見てみるのが良いかもしれません。

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みんなのコメント

13件
  • 今回のマイナーチェンジのISがトヨタ系列では最後のガソリンスポーツセダンになると思うから予約しました。
    なんちゃってスポーツとか言われるかもしれないけど、3.5Lの純ガソリンエンジン搭載の車は今後出ないと思うので。
  • 比較的手が届きやすいのは中古車です…当たり前のことを書いていますな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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