ホンダ 「N-ONE」に特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を設定

ホンダは、「N-ONE」に「N360」の生誕50周年を記念した特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を設定。2016年11月11日より期間限定で発売した。【編集部のひと言】鉄チンを裏返して黒塗りのホイールは定番だった。懐かしい！　性能は最新の装備を持つ最先端というのが嬉しい。

ホンダ初の市販軽乗用車として今から50年前に登場したN360は、広い室内空間と愛らしいルックスから「Nコロ」の愛称で親しまれていたが、同時に多くのユーザーがさまざまなドレスアップを楽しむベース車種としての人気も高かった。

今回発売されたSSネオクラシックレーサーパッケージは、N-ONEブレミアムツアラーをベースに、そうしたN360のドレスアップカーのイメージを彷彿とさせる外観が与えられた特別仕様車だ。そもそもN-ONE自体がN360をモチーフに開発されたクルマであるだけに、当時流行したドレスアップが自然に馴染んだスタイリングに仕上がっている。

エクステリアでもっとも目を引くのは、やはりボンネットのセンターに入れられた太いストライプ。これはステッカーではなく、マスキングと塗装で仕上げられた手の込んだものだ。

さらにドアサイドモールやルーフサイドなどにはチェッカーデカールが配われ、フロントグリル、アウタードアハンドル、エンブレム、アルミホイールはブラックに統一。全体的に精悍で引き締まった印象を作り上げている。

インテリアは外観各部の黒によく映えるように、タンレザーをイメージした専用の「タンカラーコンビシート」を採用した。スポーティさだけでなく上質感をも演出するための配慮だ。また運転席および助手席のシートヒーターやあんしんパッケージなど、人気の高いオプション装備も標準搭載され、買い得感のある価格設定となっている。

今回のSSネオクラシックレーサーパッケージの追加と同時に、専用のカスタマイズパーツを装着したコンプリートカー「モデューロX エックス」も、ボディカラーに新色を追加するなどでカラーリングが刷新された。インテリアはシート表皮やエアコンアウトレットリングにレッドを採用することで、さらにスポーティーな仕様とした。


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