2月8日~10日まで、インテックス大阪で開催された関西最大級のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2023」。出展社の中でもひと際目立っていたのが、先月日本での発売を開始した中国最大手のEVメーカー「BYD JAPAN」だ。
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●文:月刊自家用車編集部
日本での発売も開始されたe-SUV
2023年1月31日に、日本発売モデル第1弾となる「BYD ATTO 3(アット3)」の販売を開始したBYD JAPAN。2022年末までで世界累計販売台数が20万台以上の人気ミドルサイズe-SUVだ。日本での販売価格が440万円という乗用車EVの中では魅力的な価格帯なのも、注目を集めている。
2023年度中に発売予定のドルフィン
ATTO 3の他にも、会場内には2023年度中に発売を予定しているコンパクトEVのDOLPHIN(ドルフィン)も展示されていた。
全長4,290mm×全幅1,770mm×全高1,550mm、ホイールベース2,700mmのコンパクトボディに、モーター出力の異なるスタンダード(70kW)とハイグレード(150kW)をラインナップ。WLTCモードの航続距離は、スタンダードが386km、ハイグレードが471km。両グレードともに交通標識認識システムや誤発進抑制機能などの充実した安全装備を標準装備している。街乗りベースとしての期待値が高い1台で、発売は2023年中頃を予定している。
ハイエンドe-SEDAN「SEAL」
スポーティさとエレガントさが特徴のEVセダンの「SEAL」も注目を集めていた。
ボディサイズは全長4,800mm×全幅1,875mm×全高1,460mm、ホイールベースは,2920mmとなっている。RWDのスタンダードとAWDのハイグレードを設定し、スタンダードは230kWのモーターを搭載。ハイグレードはフロントに160kW、リヤに230kWのモーターを搭載している。WLTCモードの航続距離はともに555kmとなっている。
今後、注目EVメーカーの1つになることは間違いない。
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