運営元:外車王SOKEN
著者 :松村 透
朝霞の森がアメ車天国に!スーパーアメリカンガレージ 2019 イベントレポート
去る3月27日(日)、東京プリンスホテル駐車場で開催された、ラルフ ローレン主催のイベント「Ralph's Coffee & Cars supported by Octane」の模様を取材してまいりました。
この「Ralph's Coffee & Cars supported by Octane」は、これまで英国車・イタリア車・ドイツ車・フランス車・イギリス車といった、国別のカテゴリーで行われてきました。しかし今回からはブランド別となり、さらにそのなかでテーマを決めて開催することになった模様です。
その第1回目のテーマは「2ドアのポルシェ」。日曜日早朝から東京プリンスホテル駐車場には濃い2ドアポルシェが多数集結。その数およそ110台。今回、可能な限りエントリーした2ドアのポルシェの撮影してきました。
■ポルシェ356
この種のイベントでは割と少数派であることが多い感のあるポルシェ356も、クーペ、カルマンハードトップ、スピードスターといったさまざまなバリエーションが集結。冷静に考えると、優に60年以上も前のクルマがいまも現役なんです。各部が痛んできても、その時代のオーナーさんがリフレッシュやレストアを施して、これからも現役マシンでありつづけて欲しいものです。
■ポルシェ911(ナロー)
「Ralph's Coffee & Cars supported by Octane」イベントのカラーを色濃く印象づけたのが、最初期のポルシェ911、いわゆる「ナローポルシェ」の参加台数の多さ。SWBやタルガ、ナナサンカレラ、そして912。オリジナル・モディファイなど、さまざまな「ナローポルシェ」が多数集結したことに驚かされました。2ケタナンバーの個体が多かったのも印象的です。
■ポルシェ911(930)
往年のファンであれば「ポルシェといえば930」という方も少なくないはず。いわゆる「ビックバンパー」のポルシェ911も、SCやカレラ、ターボをはじめ、貴重なSC-RSもエントリー。存在に気づいた来場者の熱い視線を集めていました。筆者自身、まさかこのモデルが見られるとは思っていなかったので、正直いってかなり驚きました。
■ポルシェ911(964)
初期のポルシェ911の顔つきを色濃く残す最後のモデルとして人気が高い964。貴重なターボ3.6が2台(しかも、両方ともガーズレッド)の他、ターボルックカブリオレ、さらに、日本に1台といわれる「シンガーポルシェ」もエントリー。「噂には聞いていたけど、初めて実車を見た!」という方も多かったようです。
■ポルシェ911(993)
最後の空冷911としてこちらも根強い人気を誇る993。イベントにはカレラ系を中心に、ターボSやカブリオレ、カレラSといった、街中ではあまり見掛けないモデルもエントリー。日本から海外に流れた個体も少なくないであろう993RSは参加していなかった模様です。
■ポルシェ911(996)
水冷エンジンへと進化した最初のポルシェ911にあたる996。メーカーの公式サイトでもポルシェクラシックのカテゴリーの1台として紹介されています。会場ではSNSではつながっていながら、これまでお会いする機会がなかった996オーナーの犬田行宣さんに声を掛けていただき、掲載許可も含めてこの場を借りてお礼申し上げます!
■ポルシェ911(997)
356から997までくるとぐっと最近のモデルという印象があります(ポルシェクラシックにもエントリーされていません)。東京プリンスホテル駐車場で見掛けた997は計4台。デビュー時には大きいと感じたボディも、後の991や992と比べたらコンパクトにすら見えます。
■ポルシェ911(991)
最近まで現行モデルだった991。前/後期のカレラ系、50thアニバーサリーエディション、GT3、GT3RS、スピードスターといった、限定&レアモデルが多数集結。さりげないモディファイでオリジナリティを演出している個体が多かったのもこの991でした。
■ポルシェ911(992)
そして現行モデルの992。ポルシェジャパンよりGT3とタルガが展示された他、GT3やカブリオレの他、限定モデルであるタルガ4Sヘリテージデザインエディションもエントリー。
■懐かしの2ドアポルシェ(914、944、928、968)
今回は「2ドアポルシェ」というくくりなので、911以外のモデルもエントリー。そこで「懐かしの2ドアポルシェ」とくくってみました。914、944、928、968(しかもCS!)が一堂に会する機会なんて、いまやめったに見られない光景のはず(928は撮影できず。オーナーの方、すみません)。
■近年の2ドアポルシェ(ボクスター、ケイマン、カレラGT)
そして「近年の2ドアポルシェ」も多数エントリー。歴代のボクスター&ケイマンの他、カレラGTが2台も!
■参加者の投票で選ばれた「伝統的、デザイン性、エキサイティングな2ドアポルシェ」
参加者の投票で選ばれた「伝統的、デザイン性、エキサイティングなモデル」が356speedstar、カルマンハードトップ、カレラGTという結果に。いかにもOctane誌のカラーが表れていて、とても興味深いものがあります。
■次回は4月3日、福岡で開催決定!テーマは「英国スポーツカー」
今回は東京で開催された「Ralph’s Coffee & Cars」。次回は4/3(日)に福岡で開催されるそうです。テーマは「英国スポーツカー」。お近くの方はぜひ足を運ばれてみてはいかがですか?
(以下、Octane公式サイトより原文のまま抜粋)
◎Ralph’s Coffee & Cars、ついに福岡にて開催決定!|初開催のテーマは「英国スポーツカー」
https://octane.jp/articles/detail/8494
イベント名称:Ralph’s Coffee and Cars, supported by Octane in Fukuoka
テーマ:British sports cars, old and new
日時:4月3日(日) 午前7時~10時(悪天候時は中止する場合がございます)
会場:福岡縣護国神社 参道/福岡県福岡市中央区六本松1-1-1
参加費:無料
企画など:
・来場者による人気車投票(景品はポロ ラルフ ローレンのアイテム)
・ラルフズ コーヒー特製ドリップコーヒーおよび、その他ドリンクとフードの販売
・問合せ先:ラルフ ローレン カスタマーサービス 0120-3274-20
・9:30~17:00(土・日・祝祭日を除く)
来場に関するご注意:
・新型コロナウイルス感染症予防のため、マスクを着用し、ソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。体調不良の場合は来場をご遠慮ください
・当イベントにおいて発生した一切の事故および怪我疾病に対して、主催者はいかなる責任も負いかねます
・イベント当日は主催者および各種メディアが開催風景の撮影を行います。人物や車両ナンバーが写り込む可能性があります。また撮影した写真は主催者のSNSや関連サイト、オクタン等メディアに掲載される可能性がございます。ご了承ください。
■まとめ:日曜日朝に愛車を愛でながら美味しいコーヒーを飲んで過ごす幸せをかみしめる
直前まで雨の予報で、開催が危ぶまれた今回のイベント。
しかし東京プリンスホテル駐車場に2ドアのポルシェが並びはじめることには晴天となり、敷地内に咲くソメイヨシノもちょうど満開に。
暑くもなく、そして寒くもない、これ以上ないほどのベストコンディションでの開催となりました(花粉症の方は大変だったと思いますが・・・)。そして、ラルフズ コーヒー特製ドリップコーヒーおよびその他ドリンクとフードの販売も行われ、とても好評でした。
日曜日朝に愛車を愛でながら美味しいコーヒーを飲んで過ごす幸せをかみしめる。
家庭や仕事といった日常から少しだけ距離を置いて、ホンの数時間だけ自分のためだけに過ごす時間があってもいいのかもしれません。
企画から設営まで、関係者の方々はさまざまなご苦労があると思いますが、これからも日曜日朝の定番イベントとして定着してくれることを願うばかりです。
[ライター・撮影/松村透]
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