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マツダ・クラフトトラック(1973年式)落札価格は? BHオークション×ヤフオク!結果

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マツダ・クラフトトラック(1973年式)落札価格は? BHオークション×ヤフオク!結果

珍車が1円スタート 結果は?

オークションハウス「BHオークション」は、「ヤフオク!」とコラボレーションし、希少価値の高い名車に特化した第16回「コレクションカーオークション」を開催。

【画像】ウニモグ風カスタム!【出品されたクラフトトラックの詳細】 全46枚

今回のオークションは、和歌山県発の大人気アウトドアショップ「Orange」本店に展示されていた希少なヴィンテージカー全13台が出品された。

スタート価格はすべて1円から。「誰もが参加できる」オークションとして開催された。

出品される個体は、「Orange」のYouTubeチャンネルや、各種イベントで話題となったカスタムトラック2台をはじめ、国内では極めて入手困難なアメリカ製のキャンピングバンなど、「Orange」代表池田道夫氏が長年かけて収集した珠玉のコレクションが揃う。

2023年1月22日に判明したオークション結果をそれぞれ紹介する。

「クラフトトラック」のオークション結果

スタート価格:1円
落札価格:70万円(税込:77万円)
入札数:104

出品されたクラフトトラックの詳細

出品された個体は実用本意で設計されたマツダの商用トラック「クラフト」に、池田代表こだわりのカスタムを施した仕様となっている。

「クラフト」という名は、ドイツ語の力強さを意味する「Kraft」と言う単語から取られており、頑丈でどこまでも走っていけるタフなトラックを目指して設計された。この個体は角目ヘッドライトを搭載する後期型で精悍な顔つきとなっている。

カスタムのテーマは、メルセデス・ベンツの「ウニモグ」。「Kraft」のドイツ名を強調するスタイリングにまとめられている。

まず、16インチホイールに大きなタイヤを組み合わせて、オフロードトラックなテイストを取り入れた。

これによってリフトアップなどをしなくても、全高を稼ぎ、よりウニモグライクなシルエットに近づけられている。

ただこのタイヤサイズのままでは、公道を走ることはできないとのこと。付属の純正品に付け替えるか、別途フェンダーを装備するなど対応する必要がある。

クラフトトラックの純正色としてよく知られているのが、明るい黄緑色の「ヘリオスグリーン」だが、この個体はダイハツの純正色であるメタリックカラーにオールペンされている。

近いテーマでカスタムされた「トヨエース」同様、その他の部分で特にカスタムされたか所はない。オリジナルを極力維持しつつ、新しい個性に生まれ変わらせる池田氏の発想力がここでも存分にいかされている。

内装には手を加えておらず、オリジナルに近いコンディションを維持。

状態もフロアから荷台まで大きな錆などもなく良好となっている。

エンジンはベンチ型の3人乗りシートを外すことでアクセス可能。1500ccで75psというコンパクトなパッケージとなっているため、エンジンの熱が運転席に上がってくることも少ない。

ラジエーター、ブレーキオイルなどは、運転席を外さなくとも、ボンネットを開ければメンテナンス可能で、整備性も考慮されているのが商用トラックらしい点といえる。

また運転席の視界は広く、大きな三角窓により換気も容易となっており、エアコンがなくともある程度は快適に運転できるという。

そして荷台部分も広く、大量の荷物を簡単に積み込める点も実用本位で設計されたクラフトらしい利点。

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