エルトン・ジュリアン率いるドラゴンスピードは、2020年のインディカー・シリーズのうち、インディ500を含めた6レースを戦うことを発表した。
ドラゴンスピードは、2020年からのインディカーフル参戦を目標に、2019年はシリーズ5戦にスポット参戦するという計画を2018年12月に発表。ベン・ハンリーをドライバーに起用し、実際に開幕戦セントピーターズバーグ、バーバー、インディ500を戦った。
■ドラゴンスピード、”ビザ問題”に直面。ミッド・オハイオ戦は参戦危うし?
その後、ミッド・オハイオと最終戦ラグナセカに参戦する予定だったものの、クルーやドライバーがビザの問題に直面。結局インディ500以後の参戦はできずに2019年を終えた。
その影響か、2020年のフル参戦は断念。3月15日の開幕戦セントピーターズバーグを皮切りに、計6レースに参戦する計画を発表した。
開幕戦の後は、ロングビーチとインディ500、テキサス、ミッド・オハイオ、最終戦ラグナセカを戦う予定。ドライバーは発表されていない。
ドラゴンスピードは、世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスからは撤退したものの、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権には参戦を続けている。ドライバーはハンリーとヘンリク・ヘドマンを起用。さらにハンリーはチームと共に、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にも参戦する。
インディ最終戦ラグナセカとELMSのレース日程が衝突しているものの、IMSAとは日程が被っておらず、ハンリーのインディ起用は十分可能だと考えられる。
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