現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スタイル一新!力強くワイルドな風貌へと進化を遂げたスズキの新型SUV「S-CROSS」

ここから本文です

スタイル一新!力強くワイルドな風貌へと進化を遂げたスズキの新型SUV「S-CROSS」

掲載 15
スタイル一新!力強くワイルドな風貌へと進化を遂げたスズキの新型SUV「S-CROSS」

スズキは、クロスオーバー車の「SX4 S-CROSS」を全面改良したSUVの新型「S-CROSS(エスクロス)」を世界初公開した。ハンガリー子会社のマジャールスズキ社で生産し、2021年末より欧州での販売を皮切りに中南米、大洋州、アジアへも輸出する。

「SX4 S-CROSS」は、2013年の発売以来、乗用車とSUVを融合させたクロスオーバー車として、欧州を中心に好評を得てきた。今回の全面改良にあたって、新型「S-CROSS」はSUVらしいスタイリング、快適性、様々な情報を表示するディスプレイオーディオ、スズキ独自の四輪制御システム「ALLGRIP(オールグリップ)」による走行性能と安全性を兼ね備えた。

日本語版も無料配信!カーデザインに大きな影響を与えたアルファロメオのデザイン史を描いた電子書籍「Passione」

これらの要素を「Bold(堂々とした)」、「Sophisticated(洗練された)」、「Versatile(万能)」の3つのコンセプトで、それぞれスタイリング、技術、使い勝手の進化を表している。

11月25日にウェブ上で行った発表会において、スズキの鈴木俊宏社長は以下のように述べた。

「新型「S-CROSS」は、スズキのSUVへの思いを詰め込んだモデルに仕上がった。環境対策の先頭をきる欧州向けには、既に乗用車全てにハイブリッドを採用しているが、2022年よりストロングハイブリッドモデルのラインアップを強化する。新型S-CROSSも、2022年後半にはストロングハイブリッドモデルを導入する。さらに、コネクテッドサービスを導入し、お客様により便利で快適な車のご利用を提案していくことを計画している」



ストロングハイブリッドモデルには、駆動用モーターとオートギヤシフトを組み合わせたスズキ独自のシステムを採用し、2022年初めより欧州向け「ビターラ」に搭載し、続いて同年後半より新型「S-CROSS」に搭載する計画である。

新型「S-CROSS」の主な特長

■スタイリング「Bold」

フロントに大型グリルや特徴的な3灯式LEDポジションランプを採用。ボンネットと共に高く配置することで、SUVらしい逞しい印象とした。さらに、タイヤハウスにはスクエア形状のモールディングを施し、屈強さを表現。また、ボディーサイドは流れるようなショルダーラインを引き、強く且つ滑らかに走る力を表現。

そして、リヤもフロントと同様にランプとバンパー位置を高く配置し躍動感を表現するなど、どの角度から見ても堂々としたSUVの風貌を感じさせるエクステリアに仕上げた。

インテリアは力強いSUVに合う立体的な造形とし、中央に多機能な9インチの大型HDディスプレイオーディオを採用。スマートフォンとの連携はもちろん、車両情報やカメラ映像表示といった運転支援機能も備え、内外装ともにドライバーに自信と安心感を持たせるようなスタイリングを実現。

■技術「Sophisticated」

燃費優先や雪道走行など運転環境に合わせて走行モードをダイヤルで簡単に選択できる「ALLGRIP」を採用。さらに、欧州仕様車には、全車48ボルトSHVSマイルドハイブリッドを採用。燃費抑制はもちろん、アクセル操作に応じてエンジントルクにモータートルクを上乗せするという加速補助も可能とした。

また、衝突被害軽減ブレーキ、標識認識機能、車線逸脱抑制機能、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールなどの運転支援機能に加え、全方位モニターや後退時車両検知警報などの駐車支援機能も充実させた。

■使い勝手「Versatile」

アウトドアから長距離移動まで多彩な場面で活躍する扱いやすさを実現。また、コンパクトな車体の中に最大限の空間をつくるスズキのノウハウを駆使し、大人5人がゆったり座れる快適性と、多用途に使える荷室容量430Lを実現した。さらに、開放感のある大開口サンルーフを採用するなど、移動を最大限に楽しんでもらえるよう工夫をこらした。

【主要諸元(欧州仕様車)】
■全長4,300mm×全幅1,785mm×全高1,585mm
■ホイールベース:2,600mm
■エンジン:1.4L直噴ターボエンジン(マイルドハイブリッド)
■最高出力:95kW/5,500rpm(モーター:10.0kW)
■最大トルク:235Nm/2,000-3,000rpm(モーター:50Nm)

関連情報:https://www.globalsuzuki.com/automobile/lineup/s-cross/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

関連タグ

こんな記事も読まれています

17年ぶり復活! トヨタ新型「ラージSUV」登場へ! 全長5m級のビッグな“ステーションワゴン”SUV「クラウン エステート」どんな人が買うのか
17年ぶり復活! トヨタ新型「ラージSUV」登場へ! 全長5m級のビッグな“ステーションワゴン”SUV「クラウン エステート」どんな人が買うのか
くるまのニュース
アウディは頂点を目指す!アウディのトップEVモデル、新型「アウディ e-tron GT」の走りとは?
アウディは頂点を目指す!アウディのトップEVモデル、新型「アウディ e-tron GT」の走りとは?
AutoBild Japan
国際運転免許証でのレンタルをニコニコレンタカーが解禁! 利用者層が拡大するぞ
国際運転免許証でのレンタルをニコニコレンタカーが解禁! 利用者層が拡大するぞ
月刊自家用車WEB
[car audio newcomer]ホンダ シビックタイプR(高松さん)by ピットハウスコスギ 後編
[car audio newcomer]ホンダ シビックタイプR(高松さん)by ピットハウスコスギ 後編
レスポンス
ハミルトン「レッドブルの1台に挑戦できてうれしい。今年一番のレースだったかも」メルセデス/F1第6戦
ハミルトン「レッドブルの1台に挑戦できてうれしい。今年一番のレースだったかも」メルセデス/F1第6戦
AUTOSPORT web
新しいフォルクスワーゲン カリフォルニアが出た!──GQ新着カー
新しいフォルクスワーゲン カリフォルニアが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
「黄色い“縁石”」どんな意味? よく見ないと「うっかり違反」になるかも!? 実線・点線2つの違いは? 謎の「黄色サイン」の意味とは
「黄色い“縁石”」どんな意味? よく見ないと「うっかり違反」になるかも!? 実線・点線2つの違いは? 謎の「黄色サイン」の意味とは
くるまのニュース
実感! いつの間にか街の自転車屋が減っている!?
実感! いつの間にか街の自転車屋が減っている!?
バイクのニュース
フレアワゴンカスタムスタイルの燃費性能を徹底チェック!実燃費はどのくらい?(2023年~現行モデル)
フレアワゴンカスタムスタイルの燃費性能を徹底チェック!実燃費はどのくらい?(2023年~現行モデル)
カルモマガジン
アロンソ15番手から9位「ラッキーもあって入賞。予選よりはパフォーマンスが良かった」アストンマーティン/F1第6戦
アロンソ15番手から9位「ラッキーもあって入賞。予選よりはパフォーマンスが良かった」アストンマーティン/F1第6戦
AUTOSPORT web
[新型CX-80]もいいけどやっぱ[CX-8]の中古も捨てがたい!! 中古で買うなら何年式が狙い目!?
[新型CX-80]もいいけどやっぱ[CX-8]の中古も捨てがたい!! 中古で買うなら何年式が狙い目!?
ベストカーWeb
ホンダ・ステップワゴンってどんなクルマ? 詳しく解説!
ホンダ・ステップワゴンってどんなクルマ? 詳しく解説!
WEB CARTOP
東レ、ナイロン材料など樹脂材料を値上げ 5/20出荷分から
東レ、ナイロン材料など樹脂材料を値上げ 5/20出荷分から
日刊自動車新聞
国内227台限定!フォルクスワーゲンが「ポロGTI」の25周年記念モデルを発売
国内227台限定!フォルクスワーゲンが「ポロGTI」の25周年記念モデルを発売
@DIME
オコン10位、アルピーヌが今季初入賞「皆の努力のおかげ。ようやくシーズンのスタートを切れた気がする」/F1第6戦
オコン10位、アルピーヌが今季初入賞「皆の努力のおかげ。ようやくシーズンのスタートを切れた気がする」/F1第6戦
AUTOSPORT web
ナイフで削るだけで食器を作れる!「LOGOS クラフトククサ&スプーン手作りキット」がロゴスから発売!
ナイフで削るだけで食器を作れる!「LOGOS クラフトククサ&スプーン手作りキット」がロゴスから発売!
バイクブロス
トーヨータイヤが物流業界の未来を創る、小型トラック用リブタイヤ2種類を発売
トーヨータイヤが物流業界の未来を創る、小型トラック用リブタイヤ2種類を発売
レスポンス
高性能AIと1000馬力モーター搭載? アルファ・ロメオ新型「ジュリア」 V6ツインターボも設定か
高性能AIと1000馬力モーター搭載? アルファ・ロメオ新型「ジュリア」 V6ツインターボも設定か
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

15件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.6192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.882.1万円

中古車を検索
SX4の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.6192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.882.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村