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フルモデルチェンジしたレクサス NXの目玉はPHEV。航続距離90kmで実用性も十分、あとは価格が…

掲載 更新 11
フルモデルチェンジしたレクサス NXの目玉はPHEV。航続距離90kmで実用性も十分、あとは価格が…

レクサスは10月7日、フルモデルチェンジしたミドルサイズSUV新型「NX」を発表した。新型NXについては、6月に内外装やパワーユニット、装備の概要等が公開されているため、今回は新情報を中心にお伝えしたい。

パワートレインについては、2.5L 直4プラグインハイブリッド(PHEV)、2.5L 直4ハイブリッド(HEV)、2.4L 直4ターボ、2.5L 直4NAと4種が設定され、このうち目玉のPHEVはEV走行可能距離を90kmと発表された。カーナビで目的地を設定すると、電池残量や道路の属性・特性に応じて自動的にEV走行とHV走行を切りかえる「先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切りかえ制御)」を搭載し、PHEVおよびHEVは非常時給電システムにより外部に電力を供給できるほか、PHEVには外部からの給電によってエアコンやオーディオなどを使用できる「マイルームモード」も用意される。

新型レクサス「NX」発表。何が変わった? PHV、新開発ターボ、14インチディスプレイなど見どころ満載

人間中心の思想をさらに進化させたという「Tazuna Concept」に基づくインテリアは、フロントシートに長時間の運転でも姿勢の崩れないTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と深吊り構造を採用。後席はセンターディスプレイ内のソフトスイッチまたはラゲージルーム内のスイッチにより、電動で格納ならびに展開が可能となっている。また、両手がふさがっているときでもバンパー下に足を出し入れすることでバックドアの開閉ができるハンズフリーパワーバックドアは、作動時間の短縮と作動音の低減を実現したほか、足を下ろすタイミングを知らせるブザーも備えるなど、トヨタらしい細かな気配りも特徴となる。

走行性能を高めた「F SPORT」には、スポーツ走行により適したグリップ断面を追求した専用ステアリングホイールを装備。専用シートは「Toyota Technical Center Shimoyama」での走行テストにより、ドライバーの身体により一層フィットする形状を追求したという。さらに、ヤマハ発動機が開発したパフォーマンスダンパーを車両の前後に装着するほか、リニアソレノイド式AVSにより、優れた操舵応答性、安定感、快適な乗り心地を実現している。

充実した仕様が更に明らかになった新型NX。発売は本年11月以降の予定で、パワーユニットごとのグレードと価格は以下のとおりとなる。

・NX250(2.5L 直4NA):455万円(FF)/482万円(4WD)
 NX250“バージョンL”:543万円(FF)/570万円(4WD)
・NX350“Fスポーツ”(2.4L 直4ターボ):599万円(4WD)
・NX350h(2.5L 直4 HEV):520万円(FF)/547万円(4WD)
 NX350h“バージョンL”:608万円(FF)/635万円(4WD)
 NX350h“Fスポーツ”:608万円(FF)/635万円(4WD)
・NX450h+“バージョンL”(2.5L 直4 PHEV):714万円(4WD)
 NX450h+“Fスポーツ”:738万円(4WD)

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みんなのコメント

11件
  • レクサスは内装もホント落ち着きがあり乗っていてもワンランク上の車だと実感させられる。
    ただ速い車に乗りたいだけなら選ぶべきブランドではないのだと思う。
    それなりの人が選ぶブランドではあるが、私個人的にはイマイチ魅力?が足りないと感じてしまうのはなぜだろう…
  • 我慢して、カローラステアリング、軽トラみたいなリアウィンカーの安い厚化粧RAV4のハリアーに乗る層とは違うんだから、高級車って高い価格にも意味がある。
    ハリアーと違ってハイオクも普通に買える人たちなんだし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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