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ハースのケビン・マグヌッセン、アメリカGPリタイアは「ブレーキディスクが割れた」ことが原因

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ハースのケビン・マグヌッセン、アメリカGPリタイアは「ブレーキディスクが割れた」ことが原因


 ハースのケビン・マグヌッセンは、アメリカGPのレース終盤、バックストレートエンドのグラベルにマシンを止め、リタイアすることになった。これはレース最終盤、マグヌッセンが53周目を走行していた時だった。

 マグヌッセンが止まったことにより、レースの最後まで当該区間には黄旗が振られており、追い越しが禁止に。そのため、オーバーテイクを狙っていたドライバーたちは、軒並みそのチャンスを潰されてしまうことになった。

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 マグヌッセンのリタイア原因は、ブレーキディスクが割れてしまったことが原因だったようだ。マグヌッセンはマシンを止める直前、ブレーキバランスを調整するよう、チームから指示されていた。

「僕はレース中ずっと、ブレーキペダルが緩いという問題を抱えていた。だからチームにチェックするように頼んでいたんだ。でも彼らは何の問題も発見できず、温度も大丈夫だった。だから走り続けただけだ。でもその後、ブレーキディスクが破裂してしまった」

 そうマグヌッセンは語った。

「ディスクが破裂したんだ。だから、その時はもうブレーキディスクはなかった」

 マグヌッセンは1周目に10番手に上がり、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがリタイアしたことで9番手に上がった。しかし、リタイアした時に彼は16番手を走行していた。

「僕はレッドブルも抜いたんだ。良かったよ」

 マグヌッセンはそう笑いながら語った。

「でも結局、その後後退することになった」

 マグヌッセンは結局9周目の段階で入賞圏内から外れ、徐々にポジションを落としていった。今季これまで同様、彼らはレースペースに苦しんだのだ。

 ハースは今シーズン、マシンの問題を理解するために、様々な空力パッケージを試した。しかし結局現時点でも、それを修正することはできていない。マグヌッセンが今季夏休み以降に入賞を果たしたのは、ロシアGPの1回のみ。チームメイトのロマン・グロージャンは、ドイツGPを最後に1ポイントも獲得できていない。

「数周走ったところで、このポジションを走るのは長続きしないだろうということは分かっていた」

 トップ10圏内を走っていた時のことについて、マグヌッセンはそう語った。

「それに加えて、僕はそのポジションに留まるために熱を入れようとしただけで、タイヤは死んでしまうんだ」

「ペースを落ち着かせるためには、しっかりとタイヤをマネジメントする必要がある。でも、それができないんだ。そしてとにかく、ライバルたちは僕をオーバーテイクしていく」

「絶望的なことだ。僕たちが置かれている状況のことじゃないよ。でも、自分のポジションを維持しようとすることは、絶望的な仕事なんだ」

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