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トヨタ“4列8人乗り”ミニバンの「グランエース」が凄かった! 「全長5.3m」ボディ&“めちゃ広ッ”車内が魅力的! 6速ATדFR駆動”の「最大級モデル」に注目!

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トヨタ“4列8人乗り”ミニバンの「グランエース」が凄かった! 「全長5.3m」ボディ&“めちゃ広ッ”車内が魅力的! 6速ATדFR駆動”の「最大級モデル」に注目!

■アルファードより大きな“8人乗りミニバン”あった!

 トヨタの「アルファード」といえば、高級感あふれる内外装と広々とした室内空間で、多くの人々に愛されているミニバンです。
 
 しかし、実はそのアルファードを超えるサイズと存在感を持つミニバンが存在していました。
 
 一体どのようなクルマだったのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 これが全長5.3mミニバンの「めちゃ広ッ豪華内装」です!(41枚)

 そのモデルとは「グランエース」です。

 同車は2019年12月に日本市場に登場。

 このモデルは、先駆けてデビューしていた海外専用の6代目ハイエース(H300系)をベースに開発されました。

 しかしトヨタは2024年10月に、グランエースを同年4月に生産終了していたことを公表。

 わずか約5年でその歴史に幕を下ろしました。

 ボディサイズは全長5370mm×全幅1970mm×全高1990mmと、アルファード(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm)をはるかに上回るサイズ感です。

 ホイールベースも3210mmと長く、日本国内のモデルとしては異例の存在感を放っていまました。

 それにもかかわらず、最小回転半径は5.6mと取り回しが意外に良好。

 大きなボディながらも日常使いに配慮された設計がなされているのもポイントです。

 そんなグランエース最大の魅力は、広大な室内空間にあります。

 ロングホイールベースを活かして最大4列のシートを配置し、8人乗り仕様にも対応。

 高級感を重視した本革キャプテンシートにはロングスライド機能やオットマンが搭載され、長時間の移動でも快適な座り心地を提供します。

 さらに、乗降スペースも広く設計され、後部座席への乗り降りのしやすさも抜群です。

 こうした快適性と実用性の高さから、グランエースは宿泊施設の送迎車や企業役員の移動車として、主に法人ユーザーに選ばれていました。

 また、貸し切り専用車両としてタクシー会社にも導入されるなど、現在でも多様な場面で活躍しています。

 個人ユーザーからも支持を受け、家族旅行や長距離移動を快適にしたい層にも一定の支持を受けていました。

 パワートレインには、2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。

 最高出力177馬力、最大トルク450Nmを発揮します。

 そこに6速ATとFR(後輪駆動)の組み合わせで、スムーズかつ力強い走行性能を実現しました。

 さらに、グランエースはかつて2つのグレードを展開していました。

 エントリーモデルの4列シート8人乗り仕様は642万1000円(消費税込、以下同)、一方で3列シート6人乗りのプレミアムモデルは672万1000円。

 そんなアルファードを超えるスケール感を誇ったグランエース。

 その生産終了は1つの時代の終わりを告げるものですが、これまでに築いてきた存在感と評価は色褪せることはないでしょう。

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
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THE EV TIMES

みんなのコメント

4件
  • reg*******
    登場した時期とコンセプトの中途半端さが悪かった。
    ハイヤーや送迎用途だとすればアルファードやハイエースが定番でグランエースはどっちつかずな印象だったし、5mを軽く超えるサイズはファミリーカーにも向かない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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